特許
J-GLOBAL ID:200903086390753460

ディスクキャッシュシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-197585
公開番号(公開出願番号):特開平10-040170
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】高速アクセス可能な半導体ディスク装置と記憶容量の大きい磁気ディスク装置とを融合させた新たなディスクキャッシュシステムを実現する。【解決手段】磁気ディスク装置12に対する一連の読み出し要求が発生した場合は、磁気ディスク装置12から読み出されたデータが、OS、アプリケーションに渡され、かつ半導体ディスク装置11にも格納される。次の機会に、磁気ディスク装置12に対する一連の読み出し要求が発生した場合は、同一のデータが半導体ディスク装置11に存在する場合は、データの読み出しは半導体ディスク装置11から行われる為、高速の読み出しが可能となる。半導体ディスク装置11に保存されているキャッシュデータは電源切断・再起動を経ても有効となる。よって、システム電源がオフされてもそれまでに構築されたヒット率の高いディスクキャッシュの内容を有効に維持することができる。
請求項(抜粋):
磁気ディスク装置と、フラッシュEEPROMから構成される半導体ディスク装置とを有するコンピュータシステムで使用されるディスクキャッシュシステムであって、前記磁気ディスク装置と前記半導体ディスク装置とを統合制御して、前記半導体ディスク装置を、前記磁気ディスク装置のデータの一部を保持するディスクキャッシュとして動作させるディスクキャッシュ制御手段を具備し、このディスクキャッシュ制御手段は、前記磁気ディスク装置に対する読み出し要求が発生したとき、それによって前記磁気ディスク装置から読み出されたデータを前記半導体ディスク装置に書き込む手段と、前記磁気ディスク装置に対する読み出し要求で指定されたデータが前記半導体ディスク装置に存在するとき、前記磁気ディスク装置の代わりに前記半導体ディスク装置をアクセスしてデータを読み出す手段とを具備することを特徴とするディスクキャッシュシステム。

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