特許
J-GLOBAL ID:200903086392607070

建物の空気調和システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082152
公開番号(公開出願番号):特開2000-234779
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、空気調和で発生する排気から熱エネルギーを回収して省エネルギーを達成し、また、空気調和時に環流空気の使用を抑制することによって空気清浄度を高めることを課題とする。【解決手段】 建物20の壁面等に面材1、2で形成した中空体3を排気ダクトとするとき、空気調和された空気は居住空間21、22、23を対流した後、該排気ダクト3へ入る。一方、給気ダクト4を該排気ダクト3の中に配設するとき、給気ダクトの壁面を介して排気と給気の間で熱交換が行われる。そのため、排気の有する熱エネルギーは給気側へ回収されるが、該給気を空気調和機6へ取入れることによって省エネルギーを達成する。一方、排気ダクト3を出た排気は環流空気として再循環することなく、建物外へ排出する。そのため、建物内に滞留した塵埃・ハウスダスト・化学物質・細菌・病原菌・ウィルス・各種アレルゲン・煙などは建物外へ排出され、建物内にはクリーンな空気調和を行った空気のみが満たされることとなる。
請求項(抜粋):
対向して配設した一組の面材を最少の構成部材として形成される中空体を排気ダクトまたは給気ダクトとして使用し(以下「中空体ダクト」という)、該中空体ダクトの中に該中空体ダクトを排気ダクトとして使用する場合は給気ダクトを入れ、該中空体ダクトを給気ダクトとして使用する場合は排気ダクトを入れ、いずれの場合も該給気ダクトを通った給気を空気調和機に取入れることを特徴とする建物の空気調和システム。
IPC (2件):
F24F 7/08 ,  F24F 7/08 101
FI (2件):
F24F 7/08 A ,  F24F 7/08 101 D

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