特許

J-GLOBAL ID：200903086394929180

線状加熱による金属板の曲げ加工用加熱線の配置方法

発明者： 石山 隆庸 ,  丹後 義彦 ,  田伏 範幸 ,  長島 智樹
出願人/特許権者： 石川島播磨重工業株式会社
代理人 (1件)： 坂本 光雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-248016
公開番号（公開出願番号）：特開2001-071041
出願日： 1999年09月01日
公開日（公表日）： 2001年03月21日
要約：

【要約】【課題】 加熱線を組み合わせて配置することにより、目的の固有歪分布を近似誤差ができるだけ少なくなるようにする。【解決手段】 先ず、目的曲面を与える固有歪に対し、曲げ歪成分の主歪と面内歪成分の主歪を同じ方向に揃える処理を行う。次に、交差する2つの主歪の流線に沿ってFEM要素を分割する。次いで、目的固有歪の面内歪成分について、垂直成分と接線成分を、生成固有歪の垂直成分と接線成分の比率に近い値に置き換える。しかる後、求めた面内歪分布の主歪流線の方向に加熱線を配置する。

請求項（抜粋）：

目的曲面を与える固有歪に対し、面内歪成分の主歪の方向を曲げ歪成分の主歪の方向に揃える処理を行い、次に、この主歪の方向に沿ってFEMメッシュを割り直して加熱線の位置を決め、次いで、目的固有歪の面内歪成分について、加熱線に対する垂直成分と接線成分を、加熱線が作り出す生成固有歪の垂直成分と接線成分の比率に近い値に置き換えて、同じ撓み形状を作り出す等価の歪分布に変え、しかる後、求めた面内歪分布の主歪流線の方向に加熱線を配置することを特徴とする線状加熱による金属板の曲げ加工用加熱線の配置方法。