特許
J-GLOBAL ID:200903086395446956
射出成形機用ノズル
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹本 松司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-257563
公開番号(公開出願番号):特開平7-088894
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 射出成形機用ノズルにおける温度測定精度の向上。【構成】 ノズル1は、基部2から延びた厚い円筒状の胴体部3によって内部に樹脂流路4を形成し、その先端に吐出口5が形成されている。胴体部3の表面部には、溝3aが形成され、該溝内には、シースタイプの熱電対7の熱電対ケーブル8を挿通したセラミック管3bが配設される。熱電対7の先端部は、ノズル先端に近い領域S付近の温度を検知する。溝3aは、マイクロヒータ6で覆われている。6cはマイクロヒータ6を覆うカバー部材である。熱電対ケーブル8を熱伝導率が低いセラミック管3bで取り囲むことによって、マイクロヒータ6や高温状態にあるノズル胴体部3から熱電対ケーブル8への熱流入が抑制され、温度設定対象領域Sに位置した熱電対7の温度検出部に熱流が到達することが防止される。温度測定精度の向上によって、ノズル温度の制御が安定化される。
請求項(抜粋):
基部と;該基部から前方に向かって延在する胴体部と;前記基部及び胴体部をノズル軸方向に貫通して形成された樹脂通路と;該樹脂通路先端部に形成された吐出口と:該吐出口に近い前記胴体部領域の温度を検出するノズル温度制御用温度検出手段と;該温度検出手段の温度検出信号を取り出す為のケーブル手段と;前記胴体部の周囲に配設された加熱手段を有しており、前記ケーブル手段は、前記加熱手段の内側領域を通ってノズル軸方向に延在する部分を有しており、該ノズル軸方向延在部の少なくとも一部において、前記ケーブルの芯部と前記加熱手段の間に熱伝導性の低い材料からなる層が介在していることを特徴とする射出成形機用ノズル。
IPC (3件):
B29C 45/20
, B29C 45/74
, B29C 45/78
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