特許
J-GLOBAL ID:200903086397223261

最適脱調分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229507
公開番号(公開出願番号):特開平6-086466
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 系統構成がループ化等によって複雑になった場合においても、高速かつ最適な点で系統分離ができる脱調分離方式を得る。【構成】 想定不安定モードと最適分離点の関係をあらかじめテーブル化しておき、事故発生後においては、主要な発電機端で計測されるオンライン情報より実際の不安定モードを予測決定し、事前に設定したテーブルと照合することによって、最適な点で脱調分離を行えるようにし、また、前記テーブル化の際の、事前に想定した不安定モード毎の最適分離点の決定にグラフ理論を適用し、また、実際の不安定モードを位相角成分に基づいて、さらには位相角成分とロータ周波数成分の組み合せに基づいて決定する。
請求項(抜粋):
発電機と、送電線、変圧器などのブランチとを含む電力系統に脱調が認められる場合に、当該電力系統中の不安定な前記発電機を含む系統を本系統から分離する最適脱調分離方法において、事前に前記発電機の運転状態、および前記ブランチの有効電力潮流の各情報より、想定した不安定モード毎に最適分離点を決定して、前記不安定モードと最適分離点との対応を示す最適分離点テーブルを作成し、事故発生後において前記発電機端で計測されるオンラインデータより実際の不安定モードを決定して、当該実際の不安定モードを前記最適分離点テーブルと照合することによって最も適した系統の分離点を決定することを特徴とする最適脱調分離方法。
IPC (2件):
H02J 3/24 ,  H02H 3/48

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