特許
J-GLOBAL ID:200903086397272068

2室式容器兼用注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 理吉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310008
公開番号(公開出願番号):特開平8-141091
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 注射器外筒の外筒部の内周面と第2ストッパーの凸状部との間に形成される空間内から空気を排除して、この空気の一部が第2注射液と共に患者等の体内に注入される危険性のない2室式容器兼用注射器を提供する。【構成】 注射器外筒10の筒先部13側の外筒部11内に第1ストッパー2を摺動自在に圧入する。注射器外筒10の開口部14側の外筒部11内にプランジャー3を摺動自在に圧入する。第1ストッパー2とプランジャー3との間の外筒部11内に第2ストッパー4を摺動自在に圧入する。第1ストッパー2と第2ストッパー4との間の外筒部11内に第1注射液5を密封する。第2ストッパー4とプランジャー3との間の外筒部11内に第2注射液6を密封する。第2ストッパー4の凸状部4a,4bの中の、任意の1本の凸状部4bを除く全ての凸状部4aに、第2ストッパー4の軸方向に走る連通溝4cを凹設する。
請求項(抜粋):
注射器外筒の筒先部側の外筒部内に弾性材製の第1ストッパーが摺動自在に圧入され、前記注射器外筒の開口部側の外筒部内に弾性材製のプランジャーが摺動自在に圧入され、前記第1ストッパーとプランジャーとの間の外筒部内に弾性材製の第2ストッパーが摺動自在に圧入されて、前記第1ストッパーと第2ストッパーとの間の外筒部内に所定量の第1注射液が密封され、前記第2ストッパーとプランジャーとの間の外筒部内に所定量の第2注射液が密封されており、外筒部の内孔に連続する前記筒先部の内室の直径が外筒部の内径と同一か僅かに大きく設定され、前記内室の軸方向の長さが、第1ストッパーの軸方向の長さと第2ストッパーの軸方向の長さとを合計した長さより僅かに長く設定され、前記内室を形成する筒先部の内壁面には、外筒部の筒先部側の端面から筒先部の注射針連通孔に至るバイパス溝が凹設され、少なくとも前記第2ストッパーの外周面には、外筒部の内周面に全周に亘って密着する2本以上の凸状部が周設されている2室式容器兼用注射器において、前記第2ストッパーの凸状部の中の、任意の1本の凸状部を除く全ての凸状部には、第2ストッパーの軸方向に走る連通溝が凹設されていることを特徴とする2室式容器兼用注射器。
IPC (2件):
A61M 39/00 ,  A61M 5/315

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