特許
J-GLOBAL ID:200903086401101850

固体撮像装置の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-179925
公開番号(公開出願番号):特開平11-027582
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】固体撮像装置のダイナミックレンジを拡大するための固体撮像装置の駆動方法を提供する。【解決手段】フォトダイオードに隣接して信号電荷の読み出し拡散層とリセットドレインを形成し、フォトダイオードの蓄積時間TSTより短い時間TS 内にフォトダイオードに蓄積した信号電荷の一部又は全部をリセットドレインに排出し、読み出し拡散層に残留した信号電荷とTS からTSTまでの間にフォトダイオードに蓄積された信号電荷とを前記読み出し拡散層上で加算し検出する。このようにすれば、排出動作後拡散層に蓄積された信号電荷の入射光量に対する増加率は、排出動作がない場合に比べて低くなるので、入射光量と検出される信号電荷の間のニー特性を得ることができ、駆動回路のダイナミックレンジの拡大が可能となる。
請求項(抜粋):
光信号を光電変換し一定時間蓄積するフォトダイオードと、このフォトダイオードを選択する選択ゲートと、この選択ゲートに隣接し光電変換された信号電荷を読み出す拡散層と、この拡散層に隣接し拡散層の電荷をリセットするリセットゲートと、このリセットゲートに隣接するリセットドレインとを有する駆動回路を備えた固体撮像装置の駆動方法であって、前記フォトダイオードを前記選択回路により選択し、前記拡散層の電荷をリセットし、前記フォトダイオードの光信号蓄積時間より短い時間において、前記フォトダイオードに蓄積された信号電荷の少なくとも一部を前記リセットドレインに排出し、前記光信号蓄積時間より短い時間以後に前記フォトダイオードに蓄積した信号電荷と前記拡散層に残留した電荷とを加算して前記拡散層に読み出すことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/146
FI (2件):
H04N 5/335 E ,  H01L 27/14 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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