特許
J-GLOBAL ID:200903086405164938

パルプモールドの成形型、パルプモールドの成形方法、およびパルプモールド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283217
公開番号(公開出願番号):特開平9-132900
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 所望の面形状のパルプモールド,そのパルプモールドを成形する成形型および成形方法を提供する。【解決手段】 パルプモールドの成形型10は、成形面12に沿って設けられて吸引穴18がその底面に開口し、吸引穴18から吸引された際にその吸引穴18の成形面12側の開口と網状体16との間に隙間を維持するための多数の通水溝14を有する。そのため、パルプが吸着される際および脱水される際にも、吸引穴18の開口と網状体16との間には通水溝14の深さに応じた隙間が維持されて、パルプはその通水溝14を介して吸引される。したがって、吸引穴18の開口から離隔した部分でも十分な吸引力が得られてパルプが十分な厚みになると共に、一部分のみが局所的に吸引されて網状体16が変形させられることが抑制されて、所望の面形状のパルプモールドが得られる。
請求項(抜粋):
成形面に開口する多数の吸引穴を備え、該成形面が網状体で覆われた状態で該吸引穴から吸引して、パルプ泥漿内において該網状体上に該パルプ泥漿中のパルプを吸着させると共に、パルプ泥漿外において該吸着されたパルプを該成形面上で脱水させることにより、パルプモールドを成形するためのパルプモールドの成形型であって、前記成形面に沿って設けられて前記吸引穴がその内面に開口し、該吸引穴から吸引された際に該吸引穴の該成形面側の開口と前記網状体との間に隙間を維持するための多数の通水溝を含むことを特徴とするパルプモールドの成形型。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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