特許
J-GLOBAL ID:200903086406464730

共振形インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-201050
公開番号(公開出願番号):特開2003-018854
出願日: 2001年07月02日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】 センサの個数を少なくしコストを低減することが可能な共振形インバータ装置を提供する。【解決手段】 インバータ回路2Aと共振回路2Bと制御回路3とを有するインバータ装置において、インバータ回路に三相主回路とコンデンサC1〜C6と負荷電流センサIs1〜Is3とを設け、共振回路に三相補助回路とインダクタンスLrとを設け、制御回路に共振電流到達判定手段7と駆動信号生成手段6とを設け、共振電流到達判定手段に、負荷電流の絶対値の最大値検出手段12と、負荷電流の絶対値の最大値に応じたカウンタ設定値を出力するカウンタ設定値出力手段13と、駆動信号生成手段が既定の切替タイミング信号を出力してから、カウンタ設定値出力手段が出力したカウンタ設定値に応じた時間が経過した後に、到達判定信号を出力するカウント演算手段14とを設けた。
請求項(抜粋):
電源が出力する直流電流を三相交流電流に変換してモータに供給するインバータ回路と、このインバータ回路の出力端子に接続された共振回路と、この共振回路および前記インバータ回路を制御する制御回路とを有するインバータ装置であって、前記インバータ回路は、前記電源のプラス端子に接続されたプラス側主スイッチング素子と、前記電源のマイナス端子に接続されたマイナス側主スイッチング素子とが直列に接続され、これらのプラス側主スイッチング素子およびマイナス側主スイッチング素子と並列にダイオードが接続された相別主回路が3つ並列に接続された三相主回路と、各相別主回路内のプラス側主スイッチング素子およびマイナス側主スイッチング素子と並列に接続された共振用のコンデンサと、各相別主回路内のプラス側主スイッチング素子とマイナス側主スイッチング素子とが接続された主接続点と、前記モータとの間を流れる負荷電流を検出する負荷電流センサとを有し、前記共振回路は、単一方向にのみ電流を通過させる流出側補助スイッチング素子と流入側補助スイッチング素子とが直列に接続された相別補助回路が3つ並列に接続され、各相別補助回路内の流出側補助スイッチング素子と流入側補助スイッチング素子とが接続された補助接続点と前記主接続点とが連結された三相補助回路と、前記相別補助回路と並列に接続された共振用のインダクタンスとを有し、前記制御回路は、前記共振回路における共振電流が前記負荷電流センサが検出した負荷電流より大きいか否かを判定し、大きい場合に到達判定信号を出力する共振電流到達判定手段と、この共振電流到達判定手段が到達判定信号を出力した時に次に非導通にするプラス側主スイッチング素子およびマイナス側主スイッチング素子をターンオフさせる主駆動信号を生成し、既定の切替タイミングで前記流出側補助スイッチング素子および流入側補助スイッチング素子をターンオンさせる補助駆動信号を生成し、既定の切替タイミングから所定のオン継続時間が経過した後に前記流出側補助スイッチング素子および流入側補助スイッチング素子をターンオフさせる補助駆動信号を生成する駆動信号生成手段とを有し、共振電流到達判定手段は、前記負荷電流の絶対値の最大値を検出する最大値検出手段と、前記最大値に応じたカウンタ設定値を出力するカウンタ設定値出力手段と、前記駆動信号生成手段が既定の切替タイミング信号を出力してから前記カウンタ設定値出力手段が出力したカウンタ設定値に応じた時間が経過した後に到達判定信号を出力するカウント演算手段とを有することを特徴とする共振形インバータ装置。
Fターム (11件):
5H007AA01 ,  5H007AA04 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CB09 ,  5H007CC09 ,  5H007DB01 ,  5H007DB12 ,  5H007DC05 ,  5H007EA02

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