特許
J-GLOBAL ID:200903086415524177

植生コンクリートの中和処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-174422
公開番号(公開出願番号):特開平10-000025
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 場所打ちで施工した植生コンクリートの場合も容易に中和処理可能として植物の生育に適した緑化基盤を提供する。【解決手段】 植生コンクリート1の上面に仕切り板2を立設して平面長方形状に組み立て、植生コンクリート1の上面のほぼ中央に、予め水Wを張ったバケツ3を置く。次に、バケツ3に適量のドライアイスDを投入することによって、このドライアイスDが昇華して大量の炭酸ガスを発生する。仕切り板2で囲まれた空間Sに充満した炭酸ガスは、植生コンクリート1の上面から、その骨材11間の連続空隙12に侵入して行き、骨材11群を連結しているセメント系固結材等の表面の水酸化カルシウムと化合して中和反応する。また、シャワーノズル4を用いて空間S内へ水道水を散布すれば、炭酸ガスは水に吸収されて炭酸水となって連続空隙12へ流れ込むので、中和処理を迅速に行うことができる。
請求項(抜粋):
骨材群をセメント系固結材で連結固化させることによって前記骨材群間に多数の連続空隙が形成されてなる植生コンクリートの上部空間を仕切り板で取り囲み、水を入れた容器を前記仕切り板で囲まれた前記植生コンクリート上に設置し、前記容器に適量のドライアイスを投入して炭酸ガスを発生させることを特徴とする植生コンクリートの中和処理方法。
IPC (4件):
A01G 7/00 602 ,  A01G 1/00 303 ,  C09K 17/02 ,  C09K101:00
FI (3件):
A01G 7/00 602 Z ,  A01G 1/00 303 A ,  C09K 17/02 H

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