特許
J-GLOBAL ID:200903086428523668

自動車の車輪に及ぼされる機械的な励起の瞬間周波数の推定方法とその適用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 朔生
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-547193
公開番号(公開出願番号):特表2005-510397
出願日: 2002年11月07日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】道路の凹凸により自動車の車輪に及ぼされる機械的な励起の瞬間周波数(f)を、この自動車のシャシおよび/または車輪の瞬間高度に関連するパラメータ(Zrel)等の観察パラメータの測定により、正確かつ厳密に推定できる方法を提案する。【解決手段】この方法は、さらに、シャシおよび車輪の瞬間高度の連続推定値(Zc;Zr)を生成するフィルタリング手順(FILT)と、高度推定値(Zc;Zr)間の時間差の推定値(D;De-te)を生成する時間差抽出手順(DECAL)と、前記時間差の推定値(D;De-te)から周波数(f)の所望の推定値を生成する周波数推定手順(ESTIM)とを含む。
請求項(抜粋):
サスペンション部材(4、5)により車輪に結合されるシャシ(3)を備えた、道路走行する自動車の車輪(1)に、この走行路(2)の凹凸(Zs)が及ぼす機械的な励起の瞬間周波数を推定する方法であって、 この方法が、少なくとも一つの第一の測定時間シーケンス(Zrel;Ac;Ar)の生成を含む取得手順(ACQ)を含んでおり、前記手順は、シャシおよび/または車輪の瞬間高度に関する第一の観察パラメータ(Zrel;Ac;Ar)が取る連続値を示す連続測定サンプルから構成され、さらに、 -少なくとも第一の測定時間シーケンス(Zrel;Ac)を用いて、シャシの瞬間高度(Zc)の連続推定値(Z^C)からなる少なくとも一つの第一の主要誘導時間シーケンス(Z^C)と、車輪の瞬間高度(Zr)の連続推定値(Z^r)からなる第二の主要誘導時間シーケンス(Z^r)とを生成するフィルタリング手順(FILT)と、 -少なくとも第一および第二の主要誘導シーケンス(Z^c;Z^r)を用いて、シャシの瞬間高度(Zc)と車輪の瞬間高度(Zr)との間の瞬間的な時間差の連続推定値からなる予備時間シーケンス(D;De・te)を生成し、前記時間差の各推定値が、第一および第二の主要誘導時間シーケンス(Z^c;Z^r)の少なくとも一つの相関関数の最適化によって得られる時間差抽出手順(DECAL)と、 -予備時間シーケンス(D;De・te)を用いて、機械的な励起の瞬間周波数の連続推定値からなる最終的な時間シーケンス(f)を生成し、各周波数値は、瞬間的な時間差(D;De・te)の対応推定値により定義される観察タイムスロットで、この瞬間的な時間差(D;De・te)が瞬間的な位相差(φ)を構成する周波数として得られる周波数推定手順(ESTIM)と、を含むことを特徴とする、 自動車の車輪に及ぼされる機械的な励起の瞬間周波数の推定方法。
IPC (1件):
B60G17/00
FI (1件):
B60G17/00
Fターム (19件):
3D301AA11 ,  3D301AA12 ,  3D301AA13 ,  3D301AA53 ,  3D301AA90 ,  3D301DA08 ,  3D301DA33 ,  3D301DB25 ,  3D301DB27 ,  3D301EA05 ,  3D301EA06 ,  3D301EB13 ,  3D301EB42 ,  3D301EC01 ,  3D301EC05 ,  3D301EC37 ,  3D301EC53 ,  3D301EC61 ,  3D301EC66
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 仏国特許発明第2683776号明細書
  • 仏国特許発明第2787066号明細書
  • 仏国特許発明第2719260号明細書
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