特許
J-GLOBAL ID:200903086431374169

トポロジ可変ネットワークにおける通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-241157
公開番号(公開出願番号):特開2004-080642
出願日: 2002年08月21日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】高速移動通信環境下でのアドホックネットワーク通信、転送処理能力を確保した大規模アドホックネットワーク及び移動ネットワークの移動制御を実現する。【解決手段】本発明は、アドホックネットワークで構成される移動端末ネットワークの移動制御を行う、固定網で形成された移動制御ネットワークを中心に配備し、移動端末と代表端末で構成される移動端末ネットワークを配備し、代表端末が移動端末ネットワーク内の移動端末の管理を行い、端末登録、気付ルーティングドレス登録を代表して行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
周辺にアドホックネットワークを配備し、異なるアドホックネットワーク内に収容される端末間の通信をサポートし、固定ルーティング網により構成される移動制御ネットワークと、該移動制御ネットワークの周辺に配備され、アドホックルーティング網により構成され、構成要素の移動に応じてネットワークトポロジを変化させる移動端末ネットワークと、該移動端末ネットワーク内/外に移動ノードとして存在し、移動端末ネットワーク内を移動するだけでなく、他の移動端末ネットワークへ移動することも可能で、代表端末と接続するための無線インタフェースと移動制御ネットワーク内のアクセスノードと接続するための無線インタフェースを持つ移動端末と、該移動端末ネットワーク内に固定ノードとして配置され、端末アドレスを持ち、該代表端末と接続する有線インタフェースを持つ固定端末と、該移動端末ネットワーク内に配置され、移動可能で、該移動端末と該固定端末を収容する代表端末と、該移動制御ネットワーク内に存在するアクセスノードと、該移動制御ネットワーク内に存在する位置管理サーバとを備えた通信システムでのトポロジ可変ネットワークにおける通信方法において、 送信端末から受信端末へ、データを転送するとき、 端末アドレスを持つ送信端末は、隣接する端末へ転送ルートを確立するためのルートリクエストメッセージをブロードキャスト送信し、 端末アドレスを持つ送信端末に隣接する中継端末は、前記ルートリクエストメッセージを受け取ると、該中継端末がルーティングテーブルを持たない場合は、受け取った該メッセージが1回目のとき、さらに当該中継端末と隣接する端末に対して該ルートリクエストメッセージをブロードキャスト送信し、受け取った該メッセージが2回目以降のとき、該ルートリクエストメッセージを廃棄する処理を、端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末にルートリクエストメッセージが届くまで当該処理を繰り返し、 前記中継端末がルーティングテーブルを持つ場合は、隣接する中継端末は、該中継端末のルーティングテーブルに従い、端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末に対してルートリクエストメッセージを送信し、 前記端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末は、前記ルートリクエストメッセージを受け取ると、ルーティングアドレスを持つ在圏アドレスノードへルートリクエストメッセージを送信し、 前記ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、端末アドレスへのルートリクエストメッセージを受け取ると、前記位置管理サーバへ端末アドレス問い合わせメッセージを送信し、 前記位置管理サーバは、問い合わせメッセージを受け取ると、端末アドレスを持つ受信端末の在圏位置情報テーブルを確認し、位置管理サーバのテーブルから端末アドレスを持つ受信端末の気付ルーティングアドレスを確認し、アクセスノードへ端末アドレスを持つ受信端末の気付ルーティングアドレスを含んだアドレスを問い合わせメッセージに対するリプライメッセージをアドレスノードへ送信し、 前記アクセスノードは、前記位置管理サーバからのリプライメッセージを受け取り、ルーティングアドレスを持つアクセスノードへ転送し、 前記ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、端末転送先テーブルに端末アドレスを持つ受信端末の気付ルーティングアドレスを登録し、 前記ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、ルートリクエストメッセージを端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末へ転送し、 前記端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末は、隣接する端末へ転送ルートを確立するためのルートリクエストメッセージをブロードキャスト送信し、 前記端末アドレス・気付ルーティングドレスを持つ代表端末に隣接する中継端末は、ルートリクエストメッセージを受け取ると、該中継端末がルーティングテーブルを持たない場合は、隣接する中継端末は、受け取ったメッセージが1回目のとき、さらに当該中継端末と隣接する端末に対してルートリクエストメッセージをブロードキャスト送信し、受け取ったメッセージが2回目以降のとき、ルートリクエストメッセージを廃棄する処理を、端末アドレスを持つ受信端末までルートリクエストメッセージが届くまで当該処理を繰り返し、 前記中継端末がルーティングテーブルを持つ場合は、隣接する中継端末は、中継端末のルーティングテーブルに従い、端末アドレスを持つ受信端末に対して前記ルートリクエストメッセージを送信し、 前記端末アドレスを持つ前記受信端末が、前記ルートリクエストメッセージを受け取ると、端末アドレスを持つ送信端末に対してルートリプライメッセージを送信し、 前記端末アドレスを持つ前記受信端末は、隣接する中継端末へ、ルートリクエストメッセージ中のルーティングテーブル及び中継端末のルーティングテーブルに従い、端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末に対してルートリプライメッセージを送信し、 前記端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末が、前記ルートリプライメッセージを受け取ると、ルーティングアドレスを持つ在圏アクセスノードへルートリプライメッセージを送信し、 前記ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、端末アドレスへのルートリプライメッセージを受け取ると、前記位置管理サーバへ端末アドレス問い合わせメッセージを送信し、 前記位置管理サーバは、前記問い合わせメッセージを受け取ると、端末アドレスを持つ受信端末の在圏位置情報テーブルを確認し、該位置管理サーバのテーブルから端末アドレスを持つ前記受信端末の気付ルーティングアドレスを確認し、アクセスノードへ端末アドレスを持つ該受信端末の気付ルーティングアドレスを含んだアドレスを、問い合わせメッセージに対するリプライメッセージとしてアクセスノードへ送信し、 前記アクセスノードは、前記位置管理サーバからの前記リプライメッセージを受け取り、気付ルーティングアドレスを、該ルーティングアドレスを持つアクセスノードへ転送し、 前記ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、前記端末転送先テーブルに端末アドレスを持つ送信端末の気付ルーティングアドレスを登録し、 前記ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、ルートリプライメッセージを端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末へ転送し、 前記端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末は、隣接する端末へ転送ルートを確立するためのルートリプライメッセージを送信し、 隣接する中継端末へ、ルートリクエストメッセージ中のルーティングテーブル及び中継端末のルーティングテーブルに従い、端末アドレスを持つ代表端末に対して、ルートリプライメッセージを送信し、 端末アドレスを持つ送信端末から、端末アドレスを持つ受信端末へデータ転送ルートが確立すると、 前記送信端末は、隣接する端末へ宛先アドレスのデータを転送し、 前記送信端末に隣接する中継端末は、ルートリプライメッセージ中のルーティングテーブル及び中継端末のルーティングテーブルに従い、端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末へデータを転送し、 前記代表端末が宛先アドレスのデータを受け取ると、ルーティングアドレスを持つ在圏アクセスノードへ宛先アドレスのデータを転送し、 ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、宛先アドレスのデータを受け取ると端末転送先テーブルから端末アドレスを持つ受信端末の気付ルーティングアドレスを確認し、ルーティングアドレスを持つアクセスノードへ宛先アドレスのデータを転送し、 ルーティングアドレスを持つアクセスノードは、端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末へ宛先アドレスのデータを転送し、 端末アドレス・気付ルーティングアドレスを持つ代表端末は、ルートリプライメッセージ中のルーティングテーブル及び中継端末のルーティングテーブルに従い、端末アドレスを持つ受信端末へデータを転送することを特徴とするトポロジ可変ネットワークにおける通信方法。
IPC (2件):
H04L12/28 ,  H04L12/56
FI (3件):
H04L12/28 307 ,  H04L12/28 310 ,  H04L12/56 100D
Fターム (10件):
5K030HD07 ,  5K030JL01 ,  5K030JT09 ,  5K030LB05 ,  5K030MD07 ,  5K033AA09 ,  5K033CB01 ,  5K033DA05 ,  5K033DA19 ,  5K033EC03
引用特許:
出願人引用 (2件)

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