特許
J-GLOBAL ID:200903086435963495

錠機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059376
公開番号(公開出願番号):特開平5-222871
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 平板状の鍵部を錠部の鍵部挿抜空間に挿入抜脱する1操作により錠部を施錠解錠させ得て、これにより、従来の錠機構のように鍵部を挿入する操作と回転する操作との2操作を要せず、操作を簡略化し得ることにある。【構成】 錠部4とこの錠部4を施錠解錠させる平板状の鍵部6とからなり、前記平板状の鍵部6には錠部4の鍵部挿抜空間38に挿入して鍵部側当接縁120を作動体側当接縁に当接させた際に、施錠体用弾性具の弾性力に抗して複数の施錠体を夫々進退移動させて施錠用突起を施錠用窪所から離脱させることにより、作動体用弾性具の弾性力に抗して作動体の解錠位置への移動を許容させるべく、複数の施錠体の夫々突出量を異ならせた解錠用突起の位置に対応する特定位置に解錠用孔部122,124と解錠用閉鎖部126,128とを設けている。
請求項(抜粋):
錠部とこの錠部を施錠解錠する平板状の鍵部とからなり、前記錠部のケース内には前記平板状の鍵部の挿抜される鍵部挿抜空間を形成して設けるとともにこの鍵部挿抜空間に隣接して作動体移動空間を形成して設け、この作動体移動空間内に施錠位置と解錠位置との間を往復移動可能な作動体を設け、この作動体を施錠位置側に弾性付勢する作動体用弾性具を設け、前記作動体には前記鍵部挿抜空間側に前記鍵部の鍵部側当接縁の当接される作動体側当接縁を設けるとともに前記ケース外に突出される作動用突起を設け、前記作動体には前記鍵部挿抜空間側に進退移動可能に複数の施錠体を所定間隔で保持させて設け、これら複数の施錠体には前記ケースの施錠用窪所に係合離脱されて前記作動体の解錠位置への移動を許容阻止する施錠用突起を夫々設け、前記複数の施錠体には前記鍵部挿抜空間側への突出量を異ならせた解錠用突起を夫々設け、前記複数の施錠体を夫々前記鍵部挿抜空間側に弾性付勢する施錠体用弾性具を設け、前記平板状の鍵部には前記錠部の鍵部挿抜空間に挿入して前記鍵部側当接縁を前記作動体側当接縁に当接させた際に前記施錠体用弾性具の弾性力に抗して前記複数の施錠体を夫々進退移動させて前記施錠用突起を前記施錠用窪所から離脱させることにより前記作動体用弾性具の弾性力に抗して前記作動体の解錠位置への移動を許容させるべく前記複数の施錠体の夫々突出量を異ならせた解錠用突起の位置に対応する特定位置に解錠用孔部と解錠用閉鎖部とを設けたことを特徴とする錠機構。

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