特許
J-GLOBAL ID:200903086436246843

油圧ショベルの油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183977
公開番号(公開出願番号):特開平8-028504
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 切換弁の本数を減らして全体の回路構成を簡略化し、全体をコンパクトに形成してスペースを節約できるようにする。【構成】 アーム用切換弁26と制御管路42の接続点42Aとの間にはセンタバイパス管路20を開閉する開閉制御弁64を設け、バケット用切換弁35が中立位置から切換えられるときに、開閉制御弁64を閉弁させる。また、圧油補給管路65の一端側をセンタバイパス管路20に開閉制御弁64とアーム用切換弁26との間で接続し、他端側をバケット用切換弁35の圧油供給ポート35C側に接続すると共に、操作検出管路74からのパイロット圧で減圧弁73A,73B、78A,78Bにより、ブーム用切換弁34、アーム用切換弁26に出力されるパイロット圧を小さく制限する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの可変容量型油圧ポンプを含む複数の油圧ポンプと、該各油圧ポンプからの圧油で少なくともブーム用、アーム用、バケット用およびバケット開閉用のアクチュエータを駆動するため、該各油圧ポンプのうち、前記可変容量型油圧ポンプからの圧油を切換制御する第1の切換弁群および他の油圧ポンプからの圧油を切換制御する第2の切換弁群と、該各切換弁群のうち、第1の切換弁群側に位置してセンタバイパス管路の最下流側に設けられ、該センタバイパス管路内を流れる圧油によって圧力信号を発生させる絞り手段と、該絞り手段からの圧力信号に基づき前記可変容量型油圧ポンプの吐出容量を制御する容量制御手段とからなる油圧ショベルの油圧回路において、前記第1の切換弁群に設けられたバケット開閉用切換弁、ブーム用切換弁およびアーム用切換弁と、前記第2の切換弁群に設けられた他のアーム用切換弁、他のブーム用切換弁およびバケット用切換弁と、前記第1の切換弁群に設けた各切換弁のうち最下流側の切換弁と前記絞り手段との間に位置して前記センタバイパス管路の途中に設けられ、該センタバイパス管路を前,後で開閉する管路開閉手段と、前記第1の切換弁群側から第2の切換弁群側に前記可変容量型油圧ポンプからの圧油を補給すべく、一端側が該管路開閉手段と前記最下流側の切換弁との間で前記センタバイパス管路に接続され、他端側が前記第2の切換弁群の各切換弁のうちバケット用切換弁の圧油供給ポート側に接続された圧油補給管路と、前記バケット用切換弁が中立位置から切換えられるときに前記センタバイパス管路を管路開閉手段で閉じるように、該管路開閉手段を前記バケット用切換弁に連動して作動させる連動手段と、前記各ブーム用切換弁と各アーム用切換弁のうち、少なくとも1つの切換弁の切換操作量を前記バケット用切換弁に連動させ、該バケット用切換弁が中立位置から切換えられるときにこの切換弁の切換操作量を小さく制限する切換操作量制限手段とを備えたことを特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
IPC (3件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/17
FI (2件):
F15B 11/00 Q ,  F15B 11/16 A

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