特許
J-GLOBAL ID:200903086437334673

水性ボールペン用インキ組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤木 三幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334261
公開番号(公開出願番号):特開平9-151355
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 キャップオフ性に優れ、筆記速度の上昇に伴う書き味の低下を防止すると共に、外部環境の変化等にも十分な耐久性を有する水性ボールペン用インキ組成物を提供する。【解決手段】 水性媒体及び水溶性又は水分散性着色剤を含有するインキ組成物(3)において、水溶性有機溶剤を混合する混合溶剤に対して、キサンタンガムを0.5〜0.6重量%添加することにより、インキ組成物自体が適度な粘性を有することになるので、水分が蒸散し難くなるためインキ組成物のキャップオフ性を向上させつつ、チップ部(5)に保持されるボール(4)に対して円滑にインキ組成物(3)を供給できるため、筆記速度の上昇に関わらず書き味の低下を防止できる上、温度や湿度の変化に対してもインキの漏出等を防ぐこともできる。
請求項(抜粋):
水性媒体及び水溶性又は水分散性着色剤を含有してなるインキ組成物において、水性媒体として水を水性媒体全量に対して55〜80重量%とすると共に、ポリエチレングリコール及びエチレングリコールの両方、あるいはポリチレングリコール及びグリセリンの両方、又はポリエチレングリコール、エチレングリコール、グリセリンの一方からなる水溶性有機溶剤を水性媒体全量に対して5〜40重量%とする混合溶剤に、キサンタンガム0.5〜0.6重量%を添加したことを特徴とする水性ボールペン用インキ組成物。
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭62-048777
  • 特開昭59-138281
  • 特開昭59-074175
全件表示

前のページに戻る