特許
J-GLOBAL ID:200903086438920304

免震用滑り支承

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350053
公開番号(公開出願番号):特開平11-166585
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 免震用滑り支承に付随する摩擦を低減する。また、免震用滑り支承に良好な減衰機能を付与する。【解決手段】 免震用滑り支承10は、構造物の上部構造12と下部構造14とに夫々固定される上部摺接部材22及び下部摺接部材18を備える。互いに摺動可能に当接した上部摺接部材22の下向き摺接面22aと下部摺接部材18の上向き摺接面18aとを液体潤滑剤28中に浸漬することで、それら摺接面の間に発生する摩擦力を低減し、メンテナンスも不要とした。上部摺接部材22には水平に延在する抵抗板30を取り付ける。下部摺接部材18の上向き摺接面18aと抵抗板30の下面との間に狭い隙間が画成され、その隙間が高粘度の液体潤滑剤28で満たされるようにすることで、免震用滑り支承10に良好な減衰機能を付与した。
請求項(抜粋):
構造物の上部構造と下部構造との間に配設され上部構造と下部構造との相対的な水平方向の変位を許容しつつ上部構造の重量を支持する免震用滑り支承において、水平に延在する平滑な上向き摺接面を有し構造物の下部構造に固定される下部摺接部材と、水平に延在する平滑な下向き摺接面を有し構造物の上部構造に固定される上部摺接部材とを備え、前記上部摺接部材の前記下向き摺接面と前記下部摺接部材の前記上向き摺接面とが互いに摺動可能に当接することで、鉛直荷重を支持するようにしてあり、液体潤滑剤を収容し、互いに当接した前記上部摺接部材の前記下向き摺接面と前記下部摺接部材の前記上向き摺接面とをその液体潤滑剤中に浸漬可能にした液体潤滑剤容器を備えた、ことを特徴とする免震用滑り支承。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 331
FI (2件):
F16F 15/02 F ,  E04H 9/02 331 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 免震装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-040318   出願人:株式会社日本製鋼所
  • 物体免震装置および物体免震方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-044491   出願人:株式会社石間流体研究所
  • 特開昭59-205035
全件表示

前のページに戻る