特許
J-GLOBAL ID:200903086441211403

内燃機関のスロットル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202437
公開番号(公開出願番号):特開平10-047135
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 スロットルバルブの作動状態に応じて制御ゲインを切り換えるスロットル制御装置において、制御ゲインの切り換え直後に生じるスロットル開度の変動を抑制して、内燃機関を常に安定して運転できるようにする。【解決手段】 スロットルバルブの実開度であるセンサ値と、その目標開度である指令値との偏差が零になるように、バルブ開閉用のDCモータをフィードバック制御する装置において、偏差が所定範囲(±2°)内であれば定常状態を、そうでなければ過渡状態を、夫々判定して、各状態毎に使用する制御ゲイン(比例ゲインKp,積分ゲインKi)を切り換えることにより、制御の応答性と安定性を両立する。また、定常状態判定時には、制御ゲインをゆっくりと変化させて、スロットル開度が指令値からオーバシュートするのを防止し、逆に過渡状態判定時には、制御ゲインを速やかに変化させて、過渡時の応答性を確保する。
請求項(抜粋):
スロットルバルブの実開度を検出するスロットル開度検出手段と、該検出されたスロットルバルブの実開度がアクセルペダルの踏込量等に応じて設定された指令値となるように、所定の制御ゲインを用いて、スロットルバルブ開閉用のアクチュエータをフィードバック制御する制御手段と、を備えた内燃機関のスロットル制御装置において、前記スロットルバルブの作動状態が、少なくとも、前記実開度と前記指令値との偏差が所定範囲内となる定常状態であるか、該偏差が該所定範囲から外れた過渡状態であるかを判定する作動状態判定手段と、該作動状態判定手段による判定結果が、前記定常状態から前記過渡状態へと変化すると、前記制御ゲインを、前記定常状態に対応した定常時制御ゲインから前記過渡状態に対応した過渡時制御ゲインへと速やかに切り換え、前記判定結果が前記過渡状態から前記定常状態へと変化すると、前記制御ゲインを、前記過渡時制御ゲインから前記定常時制御へと除々に変化させる制御ゲイン設定手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/14 320 ,  F02D 11/10 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 364
FI (4件):
F02D 41/14 320 C ,  F02D 11/10 K ,  F02D 45/00 358 E ,  F02D 45/00 364 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-009337
  • 特開平2-092738

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