特許
J-GLOBAL ID:200903086449287360

タービン翼のエロージョンシールド方法及びエロージョンシールドされたタービン翼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 鈴江 武彦 ,  村松 貞男 ,  坪井 淳 ,  橋本 良郎 ,  河野 哲 ,  風間 鉄也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-211442
公開番号(公開出願番号):特開2004-052673
出願日: 2002年07月19日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】応力腐食割れおよび遅れ破壊割れを生じることなく、エロージョンを受けやすい部位を強化することができる低コストかつ長寿命のタービン翼のエロージョンシールド方法およびエロージョンシールドされたタービン翼を提供する。【解決手段】析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼からなるタービン翼の全体を溶体化処理した後に時効処理する標準熱処理工程と、この標準熱処理工程後にタービン翼の翼先端部位のみをAr1点以上に局部的に急熱し、完全オーステナイト域に所定時間保持した後に室温まで急冷し、その後Ar3点以上で時効することにより翼先端部位の表層に圧縮の残留応力を生じさせる局部硬化熱処理工程とを有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エロージョンに対するタービン翼の耐性を増進させるためのタービン翼のエロージョンシールド方法であって、 析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼からなるタービン翼の全体を溶体化処理した後の標準熱処理工程と、 前記標準熱処理工程後にタービン翼の翼先端部位のみをAr1点以上に局部加熱し、所定時間保持した後に室温まで急冷し、引き続きAr1点以下で時効することにより前記翼先端部位の表層に圧縮の残留応力を生じさせる局部硬化熱処理工程と、 を具備することを特徴とするタービン翼のエロージョンシールド方法。
IPC (3件):
F01D5/28 ,  C21D1/10 ,  C21D9/00
FI (3件):
F01D5/28 ,  C21D1/10 J ,  C21D9/00 N
Fターム (16件):
3G002EA04 ,  3G002EA06 ,  4K042AA25 ,  4K042BA04 ,  4K042BA07 ,  4K042CA16 ,  4K042DA01 ,  4K042DA05 ,  4K042DA06 ,  4K042DB01 ,  4K042DB04 ,  4K042DB06 ,  4K042DC01 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DE02

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