特許
J-GLOBAL ID:200903086449922570

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000000364
公開番号(公開出願番号):WO2001-055562
出願日: 2000年01月25日
公開日(公表日): 2001年08月02日
要約:
【要約】内燃機関のバルブの開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置において、ロータ18をハウジング16に対する所定のロック位置方向に付勢するロータ付勢部材40,41の両端部を、ハウジング16のシュー22とロータ18のベーン23の周方向壁面にホルダ部材38,39を介して支持させるように構成したものである。このような構成によれば、シュー22とベーン23との間に形成された進角油圧室24を利用してロータ付勢部材40,41を組付けることができ、そのロータ付勢部材40,41を組付けるための付勢部材収容室を格別に設ける必要がなく、バルブタイミング調整装置のコンパクト化が可能となる。また、ロータ付勢部材40,41の両端部がシュー22およびベーン23と摩擦して損耗するのをホルダ部材38,39で抑制することが可能となる。
請求項(抜粋):
内燃機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトと、内周面に複数のシューを有して前記カムシャフト上に回転自在に設けられ、前記内燃機関の出力で回転駆動されるハウジングと、前記各シューの周方向両側壁面との間で遅角油圧室と進角油圧室を形成する複数のベーンを有し、前記ハウジング内に相対回動可能に収納され且つ前記カムシャフトに連結されたロータと、機械的付勢力で作動して前記ハウジングと前記ロータの相対的回動を拘束し、且つ、前記機械的付勢力に抗する方向の流体制御圧力で作動して前記拘束を解除するロック手段とを備えたバルブタイミング調整装置において、 前記シューと前記ベーンとの周方向壁面間に配置され、前記ロータを前記ハウジングに対する所定のロック位置に向う回動方向に付勢するロータ付勢部材と、 前記シューと前記ベーンの周方向壁面部に組付けられて前記ロータ付勢部材の両端部を支持する一対のホルダ部材とを備えたことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/34

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