特許
J-GLOBAL ID:200903086467771237

複合型広帯域増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323863
公開番号(公開出願番号):特開平9-148850
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 直流高精度増幅器、差動増幅器、電圧増幅器、及び電流増幅器でなる複合型広帯域増幅器の動作上限周波数は、従来差動増幅器の帯域幅によって制限されていた。この発明は差動増幅器の帯域幅による制約を受けないようにした広帯域増幅器の提供を目的とする。【解決手段】 差動増幅器、電圧増幅器、電流増幅器をそれぞれ個別部品で構成し、無信号時のゼロ電位に対して正側と負側へ対称的に対をなして2系統配設され、かつ差動増幅器の電圧利得が1となる周波数より高い周波数の入力信号は、同差動増幅器をバイパスして電圧増幅器へ加わるようにしたハイパスフィルタが設けられている。
請求項(抜粋):
2つの入力端子を有する直流高精度増幅器の一方の端子を接地して他方の端子に入力信号を加え、同直流高精度増幅器の出力端子からコンデンサを含む帰還回路を経て上記他方の端子へ負帰還電圧を送出するとともに、この帰還電圧と上記入力信号とを差動増幅器に加え、その差の出力電圧を電圧増幅器により増幅したのち電流増幅器にて電流に変換し負荷駆動用の出力を得る複合型の広帯域増幅器において、上記直流高精度増幅器から送出される帰還電圧をそれぞれ各一方の入力端子に受けるとともに、上記入力信号を各他方の入力端子に受けてその差の電圧を増幅する第1及び第2の差動増幅器と、上記第1の差動増幅器の出力を一方の入力端子に受けるとともに上記入力信号を第1のハイパスフィルタを介して他方の入力端子に受け、かつ、上記第2の差動増幅器の出力を別の一方の入力端子に受けるとともに上記入力信号を第2のハイパスフィルタを介して別の他方の入力端子に受け、上記ハイパスフィルタのカットオフ周波数に対する入力信号周波数の高低により上記差動増幅器の出力もしくは上記ハイパスフィルタを通過した入力信号をそれぞれ増幅する第1及び第2の電圧増幅器と、上記第1及び第2の電圧増幅器の出力をそれぞれ受けて電流に変換し出力する第1及び第2の電流増幅器とを備えていることを特徴とする複合型広帯域増幅器。
IPC (3件):
H03F 1/42 ,  H03F 3/343 ,  H03F 3/45
FI (3件):
H03F 1/42 ,  H03F 3/343 Z ,  H03F 3/45 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平1-089706
  • 特開昭63-026105
  • 特開平1-108804
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