特許
J-GLOBAL ID:200903086477195790

磁気ヘツドスライダ及び磁気デイスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211119
公開番号(公開出願番号):特開平5-054580
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 磁気ヘッドスライダにおいて、ヨー角に対し左右のスライダレールの浮上量の低下を抑える。【構成】 前部スライダレール3は流出端に向かって先細りとする。また、前・後部スライダレール3・4を結ぶ第3のスライダレール7をスライダ長手方向に対して斜めに配置する。【効果】 ヨー角に対しスライダレール3上には側面からの空気流入がなくなり、圧力の大きさは変化せず浮上量の低下を抑えられる。また、ヨー角に対し、スライダレール4上における圧力中心のスライダ横手方向への移動によって生じるスライダ長手方向中心軸まわりのモーメントの変化を、スライダレールを各々非対称にすることで左右のスライダレール4の圧力の大きさを変化させて上記モーメントの変化を相殺し、左右の流出端浮上量を一定に保つ。
請求項(抜粋):
回転する記録媒体に対向して配置され、該記録媒体の回転に伴う気体流に対し、空気流入端にテーパ部を有する一対のスライダレールを持つ磁気ヘッドスライダにおいて、前記スライダレールを前部及び後部に分割し、前部スライダレールは流出端へ向かって先細りとなる形状に、後部スライダレールは流出端に向かって末広がりとなる形状とし、かつ該前後のスライダレールを結ぶ第3のスライダレールを設け、この一対の第3のスライダレールが前部スライダレール側から後部スライダレール側にかけてスライダ内側へ向けて互いに近ずくように配置したことを特徴とする磁気ヘッドスライダ。

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