特許

J-GLOBAL ID：200903086479629940

スチレン系共重合体フィルムの製造方法

発明者： 鈴木 隆信
出願人/特許権者： 三菱樹脂株式会社
代理人 (1件)： 近藤 久美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-196836
公開番号（公開出願番号）：特開平8-059857
出願日： 1994年08月22日
公開日（公表日）： 1996年03月05日
要約：

【要約】【目的】 透明性が良好で脆さが改良されたスチレン系共重合体フィルムを得る。【構成】 スチレン系ポリマーに、ゴム系ポリマーとなり得る室温で液体のモノマーを含浸させ、フィルム状の形態を保持させた状態で放射線を照射することを特徴とするスチレン系共重合体フィルムの製造方法。スチレン系ポリマーとしてはポリスチレン、ゴム系ポリマーとなり得るモノマーとしてはエチルアクリレート、ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレートから選ばれる少なくとも1種類のアクリル酸エステルが好適である。【効果】 スチレン系ポリマーにゴム成分のグラフト重合部位がミクロかつ均一に分散したモルフォロジーとなり、ポリスチレンに比べて脆さが改良されるばかりか透明性も良好な特性を有する。また大規模な装置を必要とせず、例えば少量の共重合体フィルムを得たい場合にも容易に対応できる。

請求項（抜粋）：

スチレン系ポリマーに、ゴム系ポリマーとなり得る室温で液体のモノマーを含浸させ、フィルム状の形態を保持させた状態で放射線を照射することを特徴とするスチレン系共重合体フィルムの製造方法。

IPC (5件)：

C08J 5/18 CET ,  C08J 7/00 305 ,  C08L 25/00 LDV ,  C08L 33/06 LJB ,  C08L 51/00 LKQ