特許
J-GLOBAL ID:200903086488785319

磁束密度の高い方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-240300
公開番号(公開出願番号):特開2002-060842
出願日: 2000年08月08日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍の加熱速度を高めて一次再結晶を制御する場合の二次再結晶が不安定になる原因を解明し、安定製造条件を提示する。【解決手段】 脱炭焼鈍工程において、加熱速度による一次再結晶組織、及び均熱焼鈍条件による酸化層の制御を行う。また、その後の窒化処理において(Al,Si)Nインヒビターの組成比の調整を行う。
請求項(抜粋):
質量で、Si:0.8〜4.8%、C:0.085%以下、酸可溶性Al:0.01〜0.065%、N:0.012%以下を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる珪素鋼を1280°C以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、次いで冷間圧延を施して最終板厚とし、脱炭焼鈍後、マグネシアを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、仕上げ焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍後の粒組織においてI{111 }/I{411 }の比率を3以下に、鋼板の酸化層の酸素量を2.3g/ m2 以下に調整し、その後窒化処理を行うことを特徴とする磁束密度の高い方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D 8/12 ,  B21B 3/02
FI (2件):
C21D 8/12 B ,  B21B 3/02
Fターム (4件):
4K033RA04 ,  4K033SA02 ,  4K033SA03 ,  4K033TA02

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