特許
J-GLOBAL ID:200903086498135703

積層セラミックコンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小柴 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-137599
公開番号(公開出願番号):特開平8-330178
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 積層セラミックコンデンサの内部電極がチップの外表面から所定のギャップを隔てて形成されているか否かを高い信頼性と能率性をもって判定できるようにする。【構成】 複数のチップを得るためのマザー積層体を構成する複数の積み重ねられるセラミックグリーンシート11,12上の帯状の電極不存在部分16において、内部電極13の長辺14と平行に延びかつ内部電極13との間で所定の間隔aを隔てて位置する導電性のずれ検出パターン17を形成する。マザー積層体をカットして得られたチップの外表面からの内部電極13のギャップが不十分なときには、ずれ検出パターン17の少なくとも一部がチップ内に取り込まれ、これが1対の外部電極間を短絡するので、外部電極間の抵抗を測定すれば、内部電極13の不適正状態を把握できる。
請求項(抜粋):
長辺および短辺を有する複数の内部電極が各々の長辺および短辺をそれぞれ同じ方向に配向させて形成された複数のセラミックグリーンシートを用意し、前記セラミックグリーンシートを介して、長辺方向に隣り合う各2つの前記内部電極に対して1つの前記内部電極が共通に対向するとともに、短辺方向に隣り合う各2つの前記内部電極の間に規定される帯状の電極不存在部分が積み重ね方向に整列するように位置合わせされた状態で、複数のセラミックグリーンシートを積み重ねてプレスし、それによって複数の積層セラミックコンデンサのためのマザー積層体を得、前記マザー積層体をカットすることにより個々の積層セラミックコンデンサのための複数のチップを得る、各工程を備える、積層セラミックコンデンサの製造方法において、前記セラミックグリーンシートを用意する工程は、前記帯状の電極不存在部分において前記内部電極の長辺と平行に延びかつ前記内部電極との間で所定の間隔を隔てて位置する導電性のずれ検出パターンが形成された、そのようなセラミックグリーンシートを用意する工程を備えることを特徴とする、積層セラミックコンデンサの製造方法。
IPC (4件):
H01G 4/12 364 ,  H01G 4/30 311 ,  H01G 4/30 ,  H01G 13/00 361
FI (4件):
H01G 4/12 364 ,  H01G 4/30 311 D ,  H01G 4/30 311 A ,  H01G 13/00 361 A

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