特許
J-GLOBAL ID:200903086499980270

パワーウィンドウ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-136200
公開番号(公開出願番号):特開平6-346660
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 ドアガラスの閉動作中に他のドアガラスの開閉動作が開始され、電源電圧が低下しても確実に閉動作中のドアガラスでの挟み込みの検出を行うことができるパワーウィンドウ駆動制御装置を得る。【構成】 電圧検出回路51によって検出した電圧低下量が所定値以下か否かによって、モータ22の回転数の低下の起因を判別している。すなわち、他のモータの突入電流又はロック電流によるモータ22の回転数低下は、前記突入電流等により電源電圧が低下した後でなければ起こり得ない。これに対して、挟み込みによるモータ22の回転数低下は、挟み込み開始時には電源電圧は通常であり、徐々に挟まれていく内にその負荷によってモータ22の回転数が低下し、その結果電源電圧が低下するものであり、電源電圧の低下量は極めて小さい。このように、両者の電源電圧の低下とモータ回転数の低下との発生時期は明確に異なっている。このため、電圧低下量を基準とすれば、要因(突入電流、挟み込み)を判別することができる。
請求項(抜粋):
モータの駆動力によるドアガラスの昇降動作中に異物の挟み込みがあった場合にモータの駆動を停止又は反転させる挟み込み回避処理を行うようにモータの駆動を制御するパワーウィンドウ駆動制御装置であって、前記モータを駆動させる電源電圧を検出する電圧検出手段と、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段で検出されるモータの回転数の所定量低下時における前記電圧検出手段で検出される電源電圧の低下量が所定値以下か否かを判別する第1の判別手段と、前記第1の判別手段で所定値以下と判別された場合に、挟み込み回避処理の実行を指示する指示手段と、を有するパワーウィンドウ駆動制御装置。
IPC (2件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/17

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