特許

J-GLOBAL ID：200903086503039998

内面溝付管の製造方法

発明者： 土屋 昭則 ,  佐藤 匡彦 ,  佐伯 主税
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 藤巻 正憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-054153
公開番号（公開出願番号）：特開2002-254129
出願日： 2001年02月28日
公開日（公表日）： 2002年09月10日
要約：

【要約】【課題】 低コストで、焼鈍後の残油量が少なく、長尺のコイルを成形し内面にハイフィン及びスリム形状の溝を形成する場合においても工具の損傷を防止できる銅又は銅合金からなる内面溝付管の製造方法を提供する。【解決手段】 銅素管を、動粘性率が100乃至10000mm2/sであり740cm-1における赤外吸光度Iが0.00119未満であるポリブテンを潤滑油として抽伸加工し、インダクションヒーターにより銅素管の平均結晶粒径が0.010乃至0.030mmになるように焼鈍し、40°Cにおける動粘性率が50乃至3000mm2/sであるポリアルキレングリコールを潤滑油として転造加工し銅素管の内面に溝を形成し、コイルに巻取り、平均結晶粒径が0.020乃至0.035mmになるように焼鈍する。

請求項（抜粋）：

銅又は銅合金からなる管に内面潤滑油としてポリブテンを使用して抽伸加工を行う工程と、前記抽伸加工後の管に第1の焼鈍を施し平均結晶粒径を0.010乃至0.030mmとする工程と、前記第1の焼鈍後の管を内面潤滑油としてポリアルキレングリコールを使用して転造加工しこの管の内面に溝を形成する工程と、溝形成後の管に第2の焼鈍を施し平均結晶粒径を0.020乃至0.035mmとする工程と、を有することを特徴とする内面溝付管の製造方法。

IPC (6件)：

B21D 53/06 ,  B21C 9/00 ,  C22F 1/00 626 ,  C22F 1/00 630 ,  F28F 1/40 ,  B21H 8/00

FI (6件)：

B21D 53/06 G ,  B21C 9/00 K ,  C22F 1/00 626 ,  C22F 1/00 630 K ,  F28F 1/40 A ,  B21H 8/00 Z

Fターム (5件)：

4E096EA04 ,  4E096EA17 ,  4E096HA11 ,  4E096HA22 ,  4E096JA08