特許
J-GLOBAL ID:200903086504964067

金属部材の窒化・酸化処理及び再酸化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 栗原 浩之 ,  村中 克年
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-142021
公開番号(公開出願番号):特開2007-308788
出願日: 2006年05月22日
公開日(公表日): 2007年11月29日
要約:
【課題】窒化・酸化処理の温度範囲が広く、熱間工具鋼の耐熱疲労特性を向上させることができ、被処理物の寸法精度保持が可能であり、不動態皮膜を有する鉄基合金及び非鉄基合金を窒化することができ、鉄基合金と非鉄基合金との焼付け及び溶損反応を抑制することができ、アルミ合金鋳造用金型におけるヒートクラック及び焼付け・溶損の問題を解決出来る処理方法を提供する。【解決手段】窒化・酸化処理温度以下の温度で分解して窒化性ガスを発生し得る固形窒素化合物粉体と、窒化・酸化処理条件下で変化しない無機物粉体とからなる固形窒化剤粉体中に、金属部材の窒化・酸化処理を必要とする部分を埋め込み、該固形窒化剤粉体中の空隙内に酸素含有ガスを常に存在させながら窒化・酸化処理し、更に、必要により、その後、該窒化・酸化処理した金属部材を酸素含有雰囲気中で酸化処理する、金属部材の窒化・酸化処理。【選択図】なし
請求項(抜粋):
平均粒径が1〜10μmであり、窒化・酸化処理温度以下の温度で分解して窒化性ガスを発生し得る固形窒素化合物粉体10〜90容量%と、平均粒径が20〜100μmであり、窒化・酸化処理条件下で変化しない無機物粉体90〜10容量%とからなる固形窒化剤粉体中に、鉄基合金又は非鉄基合金からなる金属部材の窒化・酸化処理を必要とする部分を埋め込み、該固形窒化剤粉体中の空隙内に酸素含有ガスを常に存在させながら、400〜900°Cで0.5〜20時間窒化・酸化処理することを特徴とする金属部材の窒化・酸化処理方法。
IPC (3件):
C23C 8/60 ,  C21D 1/06 ,  C23C 8/06
FI (3件):
C23C8/60 ,  C21D1/06 A ,  C23C8/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-025560
  • 金属製品の窒化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-256934   出願人:加賀谷忠治, 加賀谷英治

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