特許
J-GLOBAL ID:200903086510017568
インバータ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067944
公開番号(公開出願番号):特開平5-276782
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明はブラシレスモータ15をPWM制御しながら駆動するためにモータ15のロータ回転位置をモータ15の巻線の端子電圧から波形合成により認識して転流タイミング情報を持つ認識波形Uaを形成し、この認識波形Uaに基づいて巻線の転流タイミングを得るようにしたインバータ装置において、認識波形Uaの立上がり立下がり時点がPWM信号P1のパルス幅の大きさに依存してばらつくことを防止することを目的とする。【構成】 三相ブリッジ回路13の正側トランジスタ7、9、11をそのオンサイクルではPWM信号でオン,オフ駆動し、正側及び負側の全てのトランジスタ7〜12を巻線の端子電圧が基準電圧とクロスする特定期間TiにおけるPWM信号P1のオフモード時にオフさせるために波形合成回路31、ノット回路32及びオア回路33を設ける。または、正側及び負側の全てのトランジスタ7〜12をPWM信号P1のオフモード時に同時にオフさせるためのゲート回路34を設ける。
請求項(抜粋):
モータが有する複数相の巻線に順次通電するために正側直流電源線と出力端子との間に接続された並列にダイオ-ドを有する正側スイッチング素子及び負側直流電源線と出力端子との間に接続された並列にダイオ-ドを有する負側スイッチング素子とからなるスイッチング回路と、前記巻線の端子電圧と基準電圧との比較結果に基づいて所定の転流タイミングに対応する通電信号を得る通電信号回路と、パルス幅変調信号を得るパルス幅変調回路と、前記通電信号とパルス幅変調信号とを合成して前記スイッチング素子をパルス幅変調信号のオンオフモードに従いオンオフ制御する駆動回路とからなるインバータ装置において、パルス幅変調信号のオンモード時に正側スイッチング素子の1個とこれと対応関係にある1個の負側スイッチング素子とを同時にオンさせる手段と、オフモード時に前記全てのスイッチング素子をオフさせる手段とを設けたことを特徴とするインバータ装置。
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