特許
J-GLOBAL ID:200903086518249565

自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-235321
公開番号(公開出願番号):特開2001-058539
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】アクチュエータの駆動頻度を減らすことで、安価で長期使用可能な、走行中の不適切なレベリングを改善できるヘッドランプ用オートレベリング装置の提供。【解決手段】 アクチュエータ10の駆動により光軸Lが車体に対し上下に傾動するヘッドランプと、アクチュエータ10の駆動を制御する制御部16と、車速センサ12と、車高センサ14と、車高センサ14で検出したピッチ角データを記憶する記憶部20と、を備え、制御部16は、検出されたピッチ角データに基づき、光軸Lが路面に対し所定の傾斜となるようアクチュエータ10を制御するオートレベリング装置であって、制御部16は、停車中、一定インターバルでアクチュエータ10を制御し、走行中は、等速走行継続という安定走行中にアクチュエータの駆動を制御するが、複数の異なる移動時間におけるそれぞれの平均ピッチ角データ(例えば、1秒平均データと3秒平均データ)が同一の場合に限り、アクチュエータ10の駆動を制御するようにして、旋回走行やスラローム走行や凹凸路面走行の際の不適正なピッチ角データに基づく補正をしないようにした。
請求項(抜粋):
アクチュエータの駆動により光軸が車体に対し上下に傾動するヘッドランプと、前記アクチュエータの駆動を制御する制御手段と、車両の速度を検出する車速検出手段と、前輪側サスペンションまたは後輪側サスペンションの左右いずれかの側に設けられた、車両のピッチ角を検出するピッチ角検出手段と、前記ピッチ角検出手段により検出された車両のピッチ角データを記憶する記憶部と、を備え、前記制御手段は、前記ピッチ角検出手段により検出されたピッチ角データに基づいて、ヘッドランプの光軸が路面に対し常に所定の傾斜状態となるようにアクチュエータの駆動を制御する自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置において、前記制御手段は、車速検出手段の出力に基づいて停車中と走行中とを判別し、停車中には、一定のインターバルでアクチュエータの駆動を制御するとともに、走行中は、車速が所定値以上で加速度が所定値以下の状態が所定時間継続している安定走行時に限り、その安定走行時のピッチ角データに基づいてアクチュエータの駆動を制御する自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置であって、前記制御手段は、車速が所定値以上で加速度が所定値以下の状態が所定時間継続した後、複数の異なる移動時間におけるそれぞれの平均ピッチ角データが同一の場合に限り、アクチュエータの駆動を制御することを特徴とする自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置。
Fターム (6件):
3K039AA08 ,  3K039CC01 ,  3K039DC02 ,  3K039FD01 ,  3K039FD05 ,  3K039FD12

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