特許
J-GLOBAL ID:200903086520857319
合成紙およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 良博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164883
公開番号(公開出願番号):特開平8-003353
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】β晶核剤を添加して表面を粗面化した多孔膜単層ポリプロピレンフイルムは、表面の空孔率が十分でない為に印刷に際しカールが生じ、印刷表面の凹凸が激しいものになり、又、その延伸フイルムでは、弾性率および強度が不充分で、印刷時に伸び、印刷ずれが生じ、印刷や製本作業において支障を来す。【構成】β晶比率が0.6以上のポリプロピレンシートを20〜150°Cで少なくとも一方向に延伸してなるポリプロピレン多孔性フイルムよりなる紙化層を、基材層の合成樹脂製フイルムもしくはその延伸フイルムの少なくとも片面に有してなる合成紙。【効果】印刷性、弾性率および強度に優れた合成紙を得ることができ、印刷に際しカールが生じたり、印刷表面の凹凸が激しくなることを防ぎ、印刷ずれが生ぜず、印刷や製本作業において十分な強度を確保でき、フイラーを含まない為に多孔化に際しての延伸時のフイルムの破れなどがなく薄膜化が可能で、高強度化のものが得られ、フイラーの脱落による紙粉トラブルがない。
請求項(抜粋):
β晶比率が0.6以上のポリプロピレンシートを20〜150°Cで少なくとも一方向に延伸してなるポリプロピレン多孔性フイルムよりなる紙化層を、基材層の合成樹脂製フイルムもしくはその延伸フイルムの少なくとも片面に有してなることを特徴とする合成紙。
IPC (3件):
C08J 9/00 CES
, B32B 5/18
, C08L 23:10
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