特許
J-GLOBAL ID:200903086522801965

腐食抑制用容器及びラジエータの腐食抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-316642
公開番号(公開出願番号):特開平6-147792
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 内部を循環する冷却水に腐食抑制剤を定常的に供給し、アルミニウム製ラジエータの内部腐食を防止する。【構成】 腐食抑制剤3が充填される腐食抑制用容器の少なくとも一部を、ラジエータチューブと同程度の腐食性を呈するアルミニウム材料でできた被腐食性板材1とする。容器本体4は、プラスチックス製であってもよい。腐食抑制剤3としては、Y,Ce,La,Pr及びNdの塩化物,硫酸化合物及び硝酸化合物から選ばれた1種又は2種以上が使用される。腐食抑制用容器は、ヘッダータンクの水路側内壁に取り付けられる。【効果】 ラジエータチューブの腐食進行に合わせて被腐食板材1が腐食し、腐食によって開口した部分を介して内包している腐食抑制剤3を冷却水系に溶出させる。腐食抑制剤3の溶出は、ラジエータチューブの腐食進行状態に応じて開始されるので、長期間にわたり良好な防食環境が維持される。
請求項(抜粋):
ラジエータチューブと同程度の腐食性を呈するアルミニウム材料で少なくとも一部が構成された容器に腐食抑制剤を充填している腐食抑制用容器。
IPC (3件):
F28F 19/00 ,  C23F 11/18 ,  F16L 58/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭45-036444

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