特許
J-GLOBAL ID:200903086526219128

車輌用灯具の反射鏡及びその形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-018192
公開番号(公開出願番号):特開平9-190705
出願日: 1996年01月10日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】光源から反射鏡の反射面に向けて発した光を遮る部材(電球のソケット等)が存在する場合でも、反射面の形状設計上の工夫により光源の光が反射面に隈無く行き届くようにして無反射領域の占有面積を低減する。【解決手段】前方に開口した反射鏡に対して配置される光源について発光基準点Fを設定し、この点Fに点光源を置いたと仮定した場合に、その光を遮るように位置されるソケット2の前端縁上の任意の点Pに向けて点Fから引いた半直線の集合として形成される基準面7を設定する。そして、反射面の基本面9のうちソケット2の周囲に位置する領域の面を基準面7より前方に張り出させ、かつ、点Fから発した光が基本面9に隈無く到達するように曲面形状を設定する。焦点距離を異にする多数の回転放物面12aからなる回転放物面群12を用意し、該回転放物面群12と基本面9との交線13を得て、これらの交線のうち隣接する交線の間に、回転放物面群12を構成するそれぞれの回転放物面を部分的に割り付けることによって多数の反射ステップ14を基本面9に対して形成する。
請求項(抜粋):
前方に開口した反射鏡に対して所定の位置関係をもって配置される光源について発光基準点が設定され、該発光基準点に点光源を置いたと仮定した場合に当該点から発する光を遮る位置に設けられる部材又は反射鏡の部分が発光基準点より後方に位置された車輌用灯具の反射鏡において、反射鏡の反射面のうち上記部材又は反射鏡の部分の周囲に位置する領域の基本面が、光源の発光基準点を起点として上記部材又は反射鏡の部分の前端縁上の任意の点を通る半直線の集合として形成される基準面に比して前方に張り出し、かつ発光基準点からの光が当該基本面上の任意の点に到達する曲面形状を有し、該基本面と、焦点距離を異にする多数の回転放物面からなる回転放物面群との交線として得られる閉曲線群又は閉曲線群の一部をなす曲線群のうち隣接する閉曲線又は曲線の間に、回転放物面群を構成するそれぞれの回転放物面を部分的に割り付けることで多数の反射ステップが反射面に形成されていることを特徴とする車輌用灯具の反射鏡。
IPC (3件):
F21M 3/08 ,  F21Q 1/00 ,  F21V 7/06
FI (3件):
F21M 3/08 A ,  F21Q 1/00 F ,  F21V 7/06 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-100601

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