特許
J-GLOBAL ID:200903086534127127

自動販売機等の扉用ロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132670
公開番号(公開出願番号):特開平9-296644
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 電動ドリルやバールによる暴力的な盗犯に対して有効であると共に、操作取扱いが簡便である自動販売機等の扉用ロック装置を提供する。【解決手段】 本体ケース4の受孔3にロック棒7の控え棒部分を前後方向に移動可能かつ回転可能に嵌挿し、ロック棒7の押え棒部分6を扉2の前面に押し当て、控え棒部分5の側面に設けた鋸歯18に先端部分が係合するラッチ9を本体ケース4に収容する。鋸歯18に第1カム斜面16と停止面17間を連絡してロック棒7の直径方向に平行な内壁面47を設け、ラッチ9の先端部分に第2カム斜面19と阻止面20の間を連絡して受孔3の直径方向に平行な外壁面48を設け、ラッチ先端部分の外壁面48を鋸歯18の内壁面47に当接させてロック棒7の回転を阻止する。
請求項(抜粋):
ボックス本体1の左右側面に固着され、前後方向に貫通した受孔3を有する本体ケース4と;ボックス本体1の前後方向に長く、本体ケース4の受孔3に前後方向に移動可能に、かつ、受孔2を中心に回転可能に嵌挿される控え棒部分5と、控え棒部分5の前端部に直角に連設され、ボックス本体1の左右方向に長く、扉2の前面に押し当てられる押え棒部分6とからなるロック棒7と;本体ケース4内にボックス本体1の左右方向に移動可能に収納され、バネ8に付勢されて受孔3内に先端部分が突出するラッチ9と;本体ケ-ス4内に収納され、基端部12aを前後方向の軸ピン10によって枢着され、先端部12bが前記ラッチ9の受動部11に係合し、ラッチ9を前記受孔3より後退した位置に駆動する操作レバー12と;本体ケース4内に収納固着され、操作レバー12を回転駆動する操作カム13をロータ14に固着した錠前ユニット15から成り、ロック棒7の前記控え棒部分5の側面に鋸歯18をロック棒7の移動方向に沿って連続して複数個設け、該鋸歯18をロック棒7の移動方向に対して傾斜した第1カム斜面16と、ロック棒7の移動方向に対して直角な停止面17と、第1カム斜面16と停止面17間を連絡してロック棒7の直径方向に平行な内壁面47とで構成し、受孔3内に突出したとき鋸歯18の谷内に入り込むラッチ9の先端部分に、ラッチ9の移動方向に対して傾斜した第2カム斜面19と、ラッチ9の移動方向に沿った阻止面20と、第2カム斜面19と阻止面20間を連絡して受孔3の直径方向に平行な外壁面48を設け、ラッチ9の阻止面20と鋸歯18の停止面17を当接させてロック棒7の前方移動を阻止するとともに、ラッチ先端部分の外壁面48を鋸歯18の内壁面47に当接させてロック棒7の回転を阻止するようにした自動販売機等の扉用ロック装置。

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