特許
J-GLOBAL ID:200903086539817601

電波受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-290928
公開番号(公開出願番号):特開平10-132922
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 電波発射源の目標を探知する際に、近傍の陸地などの反射物体での不要な反射波信号を正確かつ確実に除去する。【解決手段】 監視空中線11、方位空中線12、パルス諸元計測部13によって周波数、パルス幅、パルス振幅の諸元を計測したパルスデータからパルスデータ検出判定部14が検出基準算出部16から設定された検出基準値を越えたパルス振幅値を検出し、目標諸元算出部15から目標諸元データSaを送出する。この場合、検出基準値を自己位置検出部17で検出した自己の絶対位置情報Sb及び地図情報記憶部18からの計測地区の地形情報Scに基づいて、不要な反射物体までの距離を算出する。さらに、各周波数ごとに反射波を除去したい目標への送信出力を想定し、算出距離及び反射係数に基づいて反射波の受信電界強度レベルを算出する。この算出値に基づいて検出基準算出部16が反射波を検出しない検出基準値Spを算出してパルスデータ検出判定部14に設定する。
請求項(抜粋):
電波の到来方向を計測するための方位空中線と、前記方位空中線で受信した高周波信号における少なくとも周波数、パルス幅、パルス振幅の諸元を計測するパルス諸元計測手段と、前記パルス諸元計測手段での計測結果であるパルスデータの検出判定を行うパルスデータ検出判定手段と、自己の絶対位置情報を送出する自己位置検出手段と、記憶している計測地区の地形情報を送出する地図情報記憶手段と、前記方位空中線からの方位及び前記パルス諸元計測手段が計測した周波数ごとの、前記地図情報記憶手段からの地形情報での反射物体と前記自己位置検出手段が検出した自己の絶対位置との間の距離から、反射波を検出しない検出基準値を算出して前記パルスデータ検出判定手段に設定する検出基準算出手段と、を備えることを特徴とする電波受信装置。
IPC (2件):
G01S 7/40 ,  G01S 5/02
FI (2件):
G01S 7/40 Z ,  G01S 5/02 Z

前のページに戻る