特許

J-GLOBAL ID：200903086543141442

廃棄物処分場の浸出水漏洩監視システム

発明者： 藤田 武良
出願人/特許権者： 株式会社総合エンジニアリング
代理人 (1件)： 西郷 義美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-259281
公開番号（公開出願番号）：特開平9-075885
出願日： 1995年09月12日
公開日（公表日）： 1997年03月25日
要約：

【要約】【目的】 この発明の目的は、廃棄物からの浸出水の漏洩を確実且つ迅速に検出し得て、漏洩した場所を迅速且つ確実に特定し得て、漏洩を検出した場合の対応を容易になし得るようにすることにある。【構成】 このため、この発明は、廃棄物処分場の処分場地面に少なくとも第1〜第3シート部材を敷設し、第1・第2シート部材間に形成した下側漏洩層を複数に区画して設け、第2・第3シート部材間に形成した上側漏洩層を複数に区画して設け、各下側漏洩層毎の第1シート部材に浸出水を集める下側集水口を夫々形成して設け、各上側漏洩層毎の第2シート部材に浸出水を集める上側集水口を夫々形成して設け、下側集水口に夫々一端側を連通する下側浸出水管の夫々他端側を連通される下側浸出水監視手段を設け、上側集水口に夫々一端側を連通する上側浸出水管の夫々他端側を連通される上側浸出水監視手段を設け、一端側を処分場地面の全域にわたり分岐して開口する地下水管の集合された他端側を連通される地下水監視手段を設けたことを特徴とする。

請求項（抜粋）：

廃棄物処分場の処分場地面に下側から順次に少なくとも第1〜第3シート部材を敷設し、前記第1・第2シート部材間に下側漏洩層を形成して設けるとともにこの下側漏洩層を複数に区画して設け、前記第2・第3シート部材間に上側漏洩層を形成して設けるとともにこの上側漏洩層を複数に区画して設け、前記各下側漏洩層毎の第1シート部材に第2シート部材から漏洩した浸出水を集める下側集水口を夫々形成して設け、前記各上側漏洩層毎の第2シート部材に第3シート部材から漏洩した浸出水を集める上側集水口を夫々形成して設け、前記各下側漏洩層毎の下側集水口に夫々一端側を連通する下側浸出水管を設けるとともにこれら各下側浸出水管の夫々他端側を連通される下側浸出水監視手段を設け、前記各上側漏洩層毎の上側集水口に夫々一端側を連通する上側浸出水管を設けるとともにこれら各上側浸出水管の夫々他端側を連通される上側浸出水監視手段を設け、一端側を前記第1〜第3シート部材の敷設された処分場地面の全域にわたり分岐して開口する地下水管を設けるとともにこれら地下水管の集合された他端側を連通される地下水監視手段を設けたことを特徴する廃棄物処分場の浸出水漏洩監視システム。

IPC (4件)：

B09B 1/00 ZAB ,  E02B 7/00 ,  G01M 3/02 ,  G01M 3/04

FI (5件)：

B09B 1/00 ZAB F ,  E02B 7/00 A ,  G01M 3/02 H ,  G01M 3/04 F ,  G01M 3/04 E