特許
J-GLOBAL ID:200903086544324451

掘削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-344168
公開番号(公開出願番号):特開平9-184389
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 掘削孔の孔壁をケーシングで覆いつつ回転打撃掘削が可能な掘削工具を安価に提供して工費を削減する。【解決手段】 デバイス2の先端面に、回転方向前方を向く側端面5を有する第一の段部6が形成され、第一の段部6の回転方向前方に、デバイス2の先端面から基端側に延びた後回転方向後方に延びる溝部7が形成されている。また、工具本体8は、デバイス2に摺動自在に挿入される基端部8aと、その先端側に形成され、基端側がデバイス2の先端部と略同径をなし、先端側がケーシング1より大径とされた先端部8bとを具備し、先端部8bの基端面には、回転方向後方を向く側端面13を有する第二の段部14が形成され、基端部8aの側面からは、基端部8aをデバイス2内に挿入し、側端面同士5,13を互いに当接させた際に溝部7の回転方向後方に延びる部分7aに係合する突起15が突出している。
請求項(抜粋):
円筒状をなすケーシングと、このケーシング内に同軸をなすよう配設されたデバイスと、このデバイスの先端に同軸をなすよう支持されて前記ケーシングの先端から突出し、かつ先端面に刃体が設けられた工具本体とを具備し、この工具本体の先端を地盤に当接させた状態で、前記工具本体を、前記デバイスを介しその軸線に沿って振動させるとともに軸線回りに一定方向に回転させて前記地盤を掘削する掘削工具において、前記デバイスの先端部が円筒状をなし、その先端面から、前記回転方向前方を向く側端面を有する第一の段部が突出し、かつこの第一の段部の前記回転方向前方に、前記先端面から基端側に延びた後前記回転方向後方に延びる溝部が少なくとも前記デバイスの内周面に形成されるとともに、前記工具本体が、前記デバイス先端部に摺動自在に挿入される基端部と、この基端部の先端側に同軸をなすよう形成され、かつ基端側が前記デバイス先端部と略同径をなし、先端側が前記ケーシングより大径とされた先端部とを具備し、この先端部の基端面から、前記回転方向後方を向く側端面を有する第二の段部が基端側に延設され、かつ前記基端部の側面からは、前記基端部を前記デバイス内に挿入し、前記側端面同士を互いに当接させた際に、前記溝部のうち前記回転方向後方に延びる部分に係合する突起が突出し、この突起と前記溝部との係合により、前記工具本体が前記デバイスに着脱自在に支持されていることを特徴とする掘削工具。
IPC (2件):
E21B 10/40 ,  E21B 10/62
FI (2件):
E21B 10/40 ,  E21B 10/62

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