特許
J-GLOBAL ID:200903086552543987

線分抽出画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-316187
公開番号(公開出願番号):特開平8-171635
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】画像からハフ変換を用いて線分情報を抽出する場合に,一度の画像の走査のみで線分抽出処理を効果的に実行し,高速化を可能とする。【構成】ハフ空間の量子化点に対し,ハフ空間の投票回数を格納するメモリ12に加え,各量子化点に対応した直線の座標情報を格納するメモリ13,14 を用意し,ハフ変換の際の投票処理を行いながら,格納されている座標情報と現在処理中の画素の座標とを比較し,比較結果に応じて格納する座標情報を更新する手段8,9を設け,ハフ変換終了後にハフ空間から検出された極大点の座標からその直線の傾きと位置を,座標情報から線分としての端点情報を得る。
請求項(抜粋):
画像からハフ変換を用いて線分情報を抽出する画像処理装置において,ハフ空間を構成する全ハフ量子化点について,ハフ変換により各ハフ量子化点に投票される回数を記憶する手段と,ハフ量子化点に対応して第一の情報と第二の情報とを記憶し保持する手段とを有するとともに,ハフ変換処理の投票処理を行う際,初めて投票されるハフ量子化点について,現在ハフ変換処理を実行している画素の座標を第一の情報として記憶する手段と,二度目以降の投票を行うハフ量子化点について,現在ハフ変換処理を実行している画素の座標を第二の情報として記憶する手段と,ハフ変換処理の終了後,ハフ空間から投票回数の極大点を抽出した後,該極大点に記憶されている第一の情報を該ハフ量子化点が対応する直線の始点座標として取り出す手段と,第二の情報を該ハフ量子化点が対応する直線の終点座標として取り出す手段とを有することを特徴とする線分抽出画像処理装置。

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