特許
J-GLOBAL ID:200903086553841035
発泡体が充填されたハニカムコアの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合志 元延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-100521
公開番号(公開出願番号):特開平11-277650
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 第1に、発泡体が充填されたハニカムコアを、セル壁が座屈するようなこともなく、スムーズかつ確実に製造でき、第2に、製造工程が集約化,簡素化され、製造コスト面にも優れ、第3に、発泡体の充填率の変更も容易に可能な、発泡体が充填されたハニカムコアの製造方法を提案する。【解決手段】 この製造方法では、波板8と発泡性接着剤シート10とを、順次交互に重積した後、加熱,加圧する。これにより、各波板8の対向する底部と頂部間が、溶融硬化した発泡性接着剤シート10にて形成された接着部11にて、接着され、もって各波板8をセル壁12としたセル13の集合体たるハニカムコア7が製造される。そして、このような製造に際し、各セル13に位置していた発泡性接着剤シート10や、各セル13側に押し出された発泡性接着剤シート10が発泡し、もって各セル13に、形成された発泡体6がそれぞれ充填される。
請求項(抜粋):
波形の凹凸が連続的に折曲形成された複数枚の波板と、平坦なシート状をなし加熱により発泡可能な未発泡状態の複数枚の発泡性接着剤シートとを、順次交互に積層ブロック状に重積し、その際、各該波板については、波の半ピッチ分ずつ順次ずらせ、各該発泡性接着剤シートを介しつつ底部と頂部とが、それぞれ対向する位置関係とし、次に、加熱,加圧することにより、押し出されることなく各該波板の対向する底部と頂部間に残った各該発泡性接着剤シートが、それぞれ発泡することなく溶融硬化して、各該波板の対向する底部と頂部間がそれぞれ接着され、もって、このように重積,接着された各該波板をセル壁とし、該セル壁にて区画形成された中空柱状の多数のセルの平面的集合体たるハニカムコアが製造されると共に、該加熱,加圧により、各該セルに位置する各該発泡性接着剤シート、および各該波板の対向する底部と頂部間から各該セル側に押し出された各該発泡性接着剤シートが、それぞれ発泡し、もって各該セルが、このように発泡した各該発泡性接着剤シートにて形成された発泡体にて、それぞれ充填されること、を特徴とする発泡体が充填されたハニカムコアの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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