特許
J-GLOBAL ID:200903086553929374

歪み低減装置及び歪み低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139270
公開番号(公開出願番号):特開平10-322206
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】デジタルオーディオ信号の非線形誤差歪みを低減することが困難であった。【解決手段】入力したデジタルオーディオ信号から第1のレベル分布として検出し、第1のレベル分布に対してフィルタリング処理を施して第2のレベル分布を算出し、第1のレベル分布を第2のレベル分布で除算したものを誤差分布として算出し、誤差分布から予め定めた閾値以上の誤差度数を有するコードに対応するデータを誤差データとして検出し、誤差データが同じ値で複数サンプル連続する部分を補間対象範囲として検出し、補間対象範囲の1サンプル前のデータと1サンプル後のデータとを用いて補間対象範囲の補間データを算出してデジタルオーディオ信号に合成し、補間対象範囲の全ての補間データが、誤差データに対して判定値以内の場合、補間データが合成されたデジタルオーディオ信号を出力し、誤差データに対して判定値以内でない場合、入力されたデジタルオーディオ信号をそのまま出力する。
請求項(抜粋):
デジタルオーディオ信号の非線形誤差に基づく歪みを低減する歪み低減装置において、入力した前記デジタルオーディオ信号の複数サンプルについてそれぞれ量子化レベルを表すコード毎の出現度数を第1のレベル分布として検出するレベル分布検出手段と、該レベル分布検出手段で検出された第1のレベル分布に対してフィルタリング処理を施してアナログ/デジタル変換器に非線形誤差のない場合の理想的なレベル分布に近似した第2のレベル分布を算出し前記第1のレベル分布を前記第2のレベル分布で除算した誤差分布を算出する誤差分布算出手段と、該誤差分布算出手段で算出された前記誤差分布から予め定めた閾値以上の誤差度数を有するコードに対応するデータを誤差データとして検出する誤差データ検出手段と、該誤差データ検出手段で検出された前記誤差データが同じ値で複数サンプル連続する部分を補間対象範囲として検出するパターン検出手段と、該パターン検出手段で検出された前記補間対象範囲の1サンプル前のデータと1サンプル後のデータとを用いて前記補間対象範囲の補間データを算出してデジタルオーディオ信号に合成するデータ補間手段とを具備することを特徴とする歪み低減装置。
IPC (2件):
H03M 1/08 ,  H03H 17/00 621
FI (2件):
H03M 1/08 A ,  H03H 17/00 621 E

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