特許
J-GLOBAL ID:200903086554738556

ガス放電パネル及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-224418
公開番号(公開出願番号):特開平7-078567
出願日: 1993年09月09日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 ガス放電パネルの大型化や高精細化が進んでも放電発光に係る構成成分同士の位置合わせが従来より容易な放電パネル及びその製造方法を提供する。【構成】 背面板11a 上に、補助放電陽極19の群、陽極21の群、各補助放電セル13及び各表示セル15を規定するためのセル隔壁171 を形成する。ただし、セル隔壁171 のうちの補助放電セル13に接するセル隔壁には溝17c を形成し、表示セル15間のセル隔壁には溝17d を形成する。前者の溝17c の幅WA は、この溝17c に入れられるワイヤ状の導電性部材(陰極)の幅に比べ、該導電性部材両側の溝部分がプライミングスリットとなる程度に広くしてある。後者の溝17d の幅WB は、ワイヤ状の導電性部材の幅とほぼ等しくしてある。これら溝17c,17d を利用しワイヤ状の導電性部材を表示セル15及び補助放電セル間にわたって設け、陰極(補助放電陰極も兼ねる陰極)とする。
請求項(抜粋):
対向する第1及び第2の基板間に、列方向に長尺な補助放電セルを行方向に所定間隔をもって複数具え、かつ、隣り合う補助放電セル間それぞれに、表示セルを前記列方向に複数並べて構成した表示セル列を前記行方向に2列並べて構成した表示セル群を具えるガス放電パネルであって、前記第1の基板側に前記各表示セル及び各補助放電セルをそれぞれ規定するためのセル隔壁を具え、前記第1の基板の、各補助放電セルに対応する部分に補助放電電極の一方を、かつ、各表示セル列に対応する部分に本放電用の陽極及び陰極のうちの一方の電極をそれぞれ具える構成のガス放電パネルにおいて、各表示セルのセル隔壁のうちの行方向に存在するセル隔壁各々に本放電用の陰極及び陽極のうちの他方の電極でかつ補助放電電極の他方の電極を兼ねる電極を受けるための溝であって、下記の(a)を満たす溝をそれぞれ設けてあり、前記行方向に並ぶ各溝を利用して前記行方向に存在する表示セル及び補助放電セル間にわたるようにワイヤ状の導電性部材を設けてあり、該ワイヤ状の導電性部材をもって前記他方の電極を構成してあることを特徴とするガス放電パネル。(a)前記行方向に存在する各溝のうちの、補助放電セルに接するセル隔壁に設けた溝はその幅が該溝に設置された前記電極両側にプライミングスリットが生じる程度に前記電極幅より広くされた溝としてあり、表示セル間のセル隔壁に設けた溝についてはその幅が該溝に設置された前記電極と等しいか近似の幅とされた溝としてある。
IPC (5件):
H01J 17/16 ,  H01J 9/02 ,  H01J 9/24 ,  H01J 17/06 ,  H01J 17/49

前のページに戻る