特許
J-GLOBAL ID:200903086566865588

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-266206
公開番号(公開出願番号):特開平6-117230
出願日: 1992年10月05日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 始動後のエンジン低温時に触媒の劣化していない部分を活用し、この運転状態のときの排気エミッション低減を可能にすることを目的とする。【構成】 S1においては、触媒内部温度Tgを入力する。S2では、入力されたTgと判定温度Tsとを比較し、Tg<Tsと判定されたならば、S3に進み、Tg≧Tsと判定されたならば、S4に進む。S3では、三方切換弁17,18を切り換えて、第2の通路を開通させ、S4では、第1の通路を開通させる。この結果、エンジン高温時に排気の入口部となる触媒部分は従来通り劣化が進むが、エンジンの始動後等の低温時に排気の入口部となる触媒部分は劣化が進み難く、エンジンの始動後等の低温時において、排気中の未燃ガスの酸化反応が促進し、排気エミッションを効果的に低減することができる。
請求項(抜粋):
排気通路に排気浄化用の触媒を介装し、触媒に対して、排気が一方の触媒端部から他方の触媒端部へと順方向に流通する第1の通路と、排気が前記他方の触媒端部から前記一方の触媒端部へと逆方向に流通する第2の通路とを夫々設けると共に、両通路の一方のみを選択して切り換えて排気を流通させる切換手段を設けてなる内燃機関の排気浄化装置において、前記触媒の活性状態を判定する判定手段と、該判定手段による判定結果に基づいて前記切換手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (2件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/24

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