特許
J-GLOBAL ID:200903086567030145

給油式タップ保持具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐竹 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148465
公開番号(公開出願番号):特開平5-318272
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 ワークの下孔にタップを立てる場合において、下孔内での切削油の圧力が高まってタップの正常な前進が阻害された場合、タップに前向きの力を付加してその正常な前進の阻害に伴うねじやせを防止できるようにする。【構成】 タップ保持具の本体に対して進退自在のタップ保持軸には切削油の送油路に連通する圧力室が設けられ、そこには本体によって後退が阻止されたピストンが設けてある。下孔内での切削油の圧力上昇によりタップの正常な前進が阻害されると、保持軸に設けた当接部がピストンの後面から離れ、その結果保持軸に前向きの力が加わる。その力はタップにそれを前進させる力として加わる。
請求項(抜粋):
後端に工作機のスピンドルへの取付部を備え内部は前端に開口する保持孔となっている回動自在の筒状の本体を有し、上記保持孔内には、前端にタップ取付部を備え内部には上記タップ取付部に取付けられたタップの油道に切削油を送給する為の送油路を備えている保持軸を、本体に対し同軸状でしかも軸線方向には進退自在かつ回動方向には一体回動可能に備えさせ、上記保持軸には、上記本体に対して該保持軸を軸線方向の定位置に保持する為のばねを付設している給油式タップ保持具において、上記保持軸には圧力室を備えさせると共に、該圧力室内にはピストンを保持軸の軸線方向に進退自在に備えさせ、しかも上記圧力室において上記ピストンよりも前側の空間は上記送油路に連通させ、一方上記ピストンは後方へ向けての移動が上記本体によって受止められるようピストンから突設させた当片を上記本体に設けた受止部に当接させ、さらに、上記保持軸には、上記本体に対し該保持軸が上記定位置にある状態において上記ピストンの後面に当接するようにした当接部を備えさせたことを特徴とする給油式タップ保持具。
IPC (2件):
B23Q 11/10 ,  B23G 1/46

前のページに戻る