特許
J-GLOBAL ID:200903086569714963

核酸増幅反応の汚染を防除する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183440
公開番号(公開出願番号):特開平6-090755
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 核酸増幅操作から生じた増幅生産物鎖へ外来試料を挿入する方法を提供する。試料中の1またはそれ以上の配列の核酸増幅において、その前の増幅による増幅試料中の汚染により、次の増幅のための試料が汚染されるのを防除する方法を提供する。【構成】 増幅生産物鎖が得られ、これを分析(ハイブリダイゼーション、サザン・プロットテ等)し終えたら、挿入した外来試料ヌクレオチドに作用を加えて、外来試料鎖を選択的に破壊することにより除去する。2つの実施態様がある。第1の実施態様では、過剰の外来試料ヌクレオチド三リン酸の存在で増幅反応を実施することにより、外来試料ヌクレオチドを挿入する。第2の実施態様では、その配列の一部として、1またはそれ以上の外来試料ヌクレオチドを有するオリゴヌクレオチドの存在で増幅反応を実施することにより、外来試料ヌクレオチドをそう有する。
請求項(抜粋):
(a)第1試料の核酸を増幅し、ここでその増幅は1またはそれ以上の特異的なオリゴヌクレオチドに依存して行われ、そのオリゴヌクレオチドの少なくとも1つは、その末端の少なくとも1つまたはその近くで外来試料ヌクレオチドを含有し、それによって外来試料ヌクレオチドを含有する増幅された核酸を生産し、(b)外来試料ヌクレオチドを含有する増幅された核酸を実質上増幅不能とし、外来試料ヌクレオチドを含有しない核酸の増幅を実質上妨げない処理を第2試料に行なう段階を含み、ここで、段階(a)のオリゴヌクレオチドは、外来試料ヌクレオチドを含有する増幅された核酸より、その処理に対し実質上感度が一層乏しく、それによって第2試料の核酸配列の増幅中、第2試料を汚染する第1試料由来の外来試料ヌクレオチドを含有する増幅された核酸をさらに実質上増幅しない、試料中の1またはそれ以上の核酸配列のオリゴヌクレオチド依存性の増幅方法。
IPC (2件):
C12N 15/10 ZNA ,  C12Q 1/68
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-091484
  • 特開平3-058785

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