特許
J-GLOBAL ID:200903086570904687

紙塗工用樹脂及び紙塗工用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034134
公開番号(公開出願番号):特開平10-237796
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 紙のインキ受理性及びウェットピックをバランスよく向上させ、ホルムアルデヒドの発生がない塗工紙を与える紙塗工用樹脂、及びその紙塗工用樹脂を含有した紙塗工用組成物を提供する。【解決手段】1級及び/又は2級アミノ基を有するアミノ化合物(A1)と(B)α,β-不飽和単量体と必要に応じてアンモニア(A2)とを原料とし、アミノ化合物(A1)及び/又はα,β-不飽和単量体(B)が炭素環を有し、原料中における1級アミノ基と2級アミノ基とアンモニアとの合計量1モルに対する前記炭素環のモル比が0.01〜0.6となるように前記原料を反応させて得られ、且つアミン価が50〜500である紙塗工用樹脂、及びこの紙塗工用樹脂と顔料とバインダーとを含有する紙塗工用組成物に関する。
請求項(抜粋):
1級及び/又は2級アミノ基を有するアミノ化合物(A1)とα,β-不飽和単量体(B)とを原料とし、前記原料中における1級アミノ基と2級アミノ基とのモル数の合計に対する、前記アミノ化合物(A1)及び/又はα,β-不飽和単量体(B)が有する炭素環のモル比が0.01〜0.6となるように、前記原料を反応させて得られ、前記アミノ化合物(A1)の1分子中に含まれる1級又は2級アミノ基の窒素原子の少なくとも1個に対して、下記の一般式(I)【化1】で表される基本単位が、1級アミノ基の場合は1個又は2個、2級アミノ基の場合は1個結合してなる構造を有し、且つアミン価が50〜500であることを特徴とする紙塗工用樹脂。

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