特許

J-GLOBAL ID：200903086574164122

歯車変速機の制御方式および制御装置

発明者： 三宅 立洋 ,  宮崎 剛枝
出願人/特許権者： アイシン・エーアイ株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-308967
公開番号（公開出願番号）：特開2000-130571
出願日： 1998年10月29日
公開日（公表日）： 2000年05月12日
要約：

【要約】【課題】 ドライバーの変速操作の要求に応じかつクラッチ機構の耐久性への影響や車両ショック、異音の抑制に有効な変速のための自動操作を実現する。【解決手段】変速用の歯車列2は、その噛合い組合わせをクラッチ機構3を駆動するアクチュエータ7A、7Bを操作する操作手段10によって切換えることができる。操作手段10は、操作レバー部材8とECU9を備えている。ECU9は、操作バー部材8が操作されると操作時期を判断し、その時のアクセル開度よりアクチュエータ7A,7Bの作動速度を制御する。すなわち、アクセル開度の大きさに比例してアクチュエータ7A,7Bの作動速度を設定し、クラッチ機構3の切換え動作に要する時間がアクセル開度に反比例するようにする。

請求項（抜粋）：

変速用の歯車列と、該歯車列の噛合いの組合わせを切換えることにより変速を行うクラッチ機構と、該クラッチ機構を駆動するアクチュエータと、該アクチュエータを操作する操作手段とを備えた歯車変速機の制御方式であって、前記操作手段への操作に基づいて変速時期と判断した時、アクセル開度を検知し、前記アクセル開度の大きさに比例して前記アクチュエータの作動速度を設定し、前記クラッチ機構の切換え動作に要する時間を該アクセル開度に反比例するようにしたことを特徴とする歯車変速機の制御方式。