特許
J-GLOBAL ID:200903086578772356

液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313550
公開番号(公開出願番号):特開平7-165039
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 液圧ブレーキ装置において液圧制御装置を小形化する。【構成】 ブレーキ力は作動力によって発生させられるが、ブレーキ力の制御は、制御力が液圧制御装置18によって制御されることによって行われる。作動力は、段付きピストン40の端面66に第一液圧室60の第一液圧を受けることによって発生させられ、制御力は段付面68に第二液圧室64の第二液圧を受けることによって作動力とは逆向きに発生させられる。端面66の面積は段付面68のそれより大きいため、第一液圧室60における作動液量の変化量と第二液圧室64におけるそれとを同じにすれば、第二液圧の変化量の方が第一液圧の変化量より大きくなる。したがって、ブレーキ力を同じ量だけ制御する場合には、本発明の液圧制御装置における作動液の変化量は、従来の液圧制御装置におけるそれより少なくてよいため、その分液圧制御装置18を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
車輪と一体的に回転するブレーキロータと、そのブレーキロータに近接して設けられるトルク受け部材と、そのトルク受け部材によりブレーキロータに接触・離間可能に支持された摩擦部材と、第一液圧室の第一液圧を第一受圧面に受けて摩擦部材をブレーキロータに押し付ける作動力を発生し、第二液圧室の第二液圧を前記第一受圧面より小さい第二受圧面に受けて前記作動力とは逆向きの制御力を発生するピストンを備えたブレーキシリンダと、前記第二液圧を制御することにより前記摩擦部材の前記ブレーキロータへの押付力を制御する液圧制御装置とを備えたことを特徴とする液圧ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/00 ,  B60T 1/06 ,  B60T 17/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-001970
  • 特開昭49-001970

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