特許
J-GLOBAL ID:200903086582883588

シートのリクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-052571
公開番号(公開出願番号):特開平7-236535
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 構成の簡素化をはかるとともに、両側ロックタイプでの利用を可能にする。【構成】 ベースプレート14、アームプレート18の内歯14a18a に噛合可能な外歯22a を持つロックギヤ22が、主軸20の軸線に沿って移動可能に配設されるとともに、カラー36が、ロックギヤに隣接した位置で、主軸に対して固定されている。ロックギヤ22、カラー36は、主軸20の軸線方向への勾配のある円弧状溝4243を有してそれぞれ形成され、各円弧状溝間での抱持によって、スチールボール38が、ロックギヤ、カラー間で転動可能に介在されている。
請求項(抜粋):
ヒンジとなる主軸の円周上に設けられた相互に噛合可能な内歯車状歯部、外歯車状歯部間の噛合、および、内歯車状歯部に対する、主軸の軸線に沿った外歯車状歯部の移動により、ベースプレートに対するアームプレートの揺動を規制、規制解除可能としたシートのリクライニング装置において、主軸が、内歯車状歯部を有するベースプレート、アームプレートに対し、端末をシート内方に延出させて回動自在に配設されるとともに、外歯車状歯部を周面に有するロックギヤが、ベースプレートに対して回動不能、かつ、主軸の軸線に沿って移動可能に配設され、カラーが、ロックギヤに隣接した位置で、主軸に対して固定されるとともに、軸線方向への勾配のある所定数の円弧状溝が、ロックギヤ、カラーの対向面の少なくともいずれかに形成され、偏倚手段によるカラー方向へのロックギヤの偏倚による円弧状溝での抱持により、対応する数のスチールボールが、ロックギヤ、カラーの対向面間で転動可能に介在され、操作レバーを主軸に対して一体的に設け、操作レバーの回動操作に連動したカラーの回動に伴う、円弧状溝の勾配に沿った深部から浅部へのスチールボールの転動により、ロックギヤの外歯車状歯部をベースプレート、アームプレートのいずれか一方の内歯車状歯部から離反させる位置まで、主軸の軸線に沿って移動可能としたことを特徴とするシートのリクライニング装置。

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