特許
J-GLOBAL ID:200903086586173992

鋼の連続鋳造用鋳型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 康伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-208974
公開番号(公開出願番号):特開2000-079445
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 凝固シェルの生成を促進し凝固シェル厚さを均一にし、品質低下の原因となる縦ワレ、菱形変形等を生じないようにした鋼の連続鋳造用鋳型を提供する。【解決手段】 連続鋳造用鋳型の鋳型本体部分1の横断面形状が4本の直線辺を四個の四分の一の円弧で接続した四角形であり、内周長Sが鋳型本体部分1の上端側で大きく下端側で小さくなっており、内周長減少率が鋳型本体部分1の上端から下端に向って小さくなっている。内周長Sは鋳型本体部分のテーパー量のみか、またはテーパー量と四分の一円弧の半径によって変化させる。この連続鋳造用鋳型MDを用い、溶鋼湯面を上下に変位させて、鋳片の初期凝固の収縮外形と近似的に等しい内周長の鋳型部分を使用して、鋳型銅板と凝固シェルの接触状態を最適に保つようにする。
請求項(抜粋):
注湯された溶鋼が鋳型銅板と接触する鋳型本体部分とその上方の溶鋼が鋳型銅板と接触しない上端余裕部とからなる連続鋳造用鋳型であって、前記鋳型本体部分の横断面形状が4本の直線辺を四個の四分の一円弧で接続した四角形であり、内周長が鋳型本体部分の上端側で大きく下端側で小さくなっており、前記鋳型本体部分の円周長が、鋳型本体部分のテーパー量のみによって変化するものであることを特徴とする鋼の連続鋳造用鋳型。

前のページに戻る