特許
J-GLOBAL ID:200903086588301785

データ処理システム用のセマフォ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-293600
公開番号(公開出願番号):特開平5-233423
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 セマフォ動作と関連する中断時間を低減する。【構成】 複数の処理ノードが資源を共有し、この共有資源へのアクセスがセマフォによって制御されるが、各ノードはこれら全てのセマフォのローカルコピーを持つ。ノードが特定のセマフォに関するセマフォ動作を要求する場合、セマフォのローカルコピーに関してセマフォ動作を遂行することを指令するセマフォメッセージが全てのノードに同報通信される。そのセマフォがそのノードによって所有されてない場合、セマフォ動作に対して正しい入力順序を保つためノードはセマフォ動作を中断しなければならない。たヾし、そのセマフォがこのノードによって所有されている場合、ノードはメッセージが送られて来るのを待つことなくセマフォ動作を遂行することができる。セマフォが他のノードによって所有されているときは、この他のノードはセマフォ動作が遂行できるようにするために所有権を放棄する。
請求項(抜粋):
データ処理システムにおいて、前記システムが、(a) 複数の処理ノード、(b) 複数のノードを連結して、ノードが通信網を通じて他の全てのノードに入力順にメッセージを送れるようにするための通信網、(c) 全てのノードによって共有される複数の共有資源、及び(d) 対応する共有資源へのアクセスを制御するための複数のセマフォをであって、各ノードがこれら全てのセマフォのローカルコピーを持つものを含み、前記システムが更に、(e) これらセマフォに対して所有状態を定義するための手段を含み、ここで、各セマフォは特定のノードによって所有された状態又は所有されていない状態として定義され、(f) 各ノード内のノードによって所有されていないセマフォに関するセマフォ動作の要求に応答して、全てのノードがセマフォのそれらローカルコピーに関してセマフォ動作を遂行するように命令するセマフォメッセージを通信網を通じて送るための手段を含み、この場合、セマフォ動作がこのノード内でセマフォメッセージが通信網から戻されてくるまで停止され、そして(g) 各ノード内のこのノードによって所有されるセマフォに関するセマフォ動作の要求に応答して、全てのノードがセマフォのそれらローカルコピーに関してセマフォ動作を遂行するように指令するセマフォメッセージを通信網を通じて送るための手段を含み、この場合、このノードがセマフォ動作を通信網からセマフォメッセージが送り返されて来るのを待つことなくセマフォ動作に進むことが許されることを特徴とするデータ処理システム。
IPC (2件):
G06F 12/00 572 ,  G06F 15/16 340

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