特許
J-GLOBAL ID:200903086588718830

グラフト重合体とその製法および難燃性製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-215872
公開番号(公開出願番号):特開平5-170812
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 不燃性熱可塑性材料、熱可塑性グラフト重合体の製法を提供し、耐滴性、耐パドリング性をそれに付与することである。【構成】 グラフト重合体には反応成分として熱可塑性重合体、少くとも1つのS-トリアジン化合物、および少くとも1つの酸素または1つの窒素環原子をもつ複素環式化合物が含まれること、前記グラフト重合体を熱可塑性樹脂の管理された初期解重合の条件下で形成することおよび、熱可塑性樹脂の融点を、難燃性グラフト重合体の製造過程中、30°C以上降温させないことを特徴とする。【効果】 前記熱可塑性樹脂の物性は、高濃度のS-トリアジン成分が最終グラフト重合体に含まれても低次化されることはない。
請求項(抜粋):
グラフト重合体で、それを火に暴露した時、耐滴性と耐パドリング性を備えたグラフト重合体の製法であって、熱可塑性材料を少くとも1つのS-トリアジン化合物と、少くとも1つの窒素または1つの酸素環原子をもつ複素環式化合物とで混合する工程で、前記熱可塑性材料が前記混合物の合計重量をベースにする重量比で50%以上の量で存在することと、グラフト重合体を前記少くとも1つのS-トリアジン化合物と前記複素環式化合物で初期解重合条件において形成する能力のあることと、前記S-トリアジンが合計混合物重量をベースにする重量比で約5%乃至45%の量で存在すること、および前記複素環式化合物を、合計混合物重量をベースにする重量比で約0.1%乃至5%の量で存在させる工程と、前記混合物を管理された初期解重合に暴露して、前記S-トリアジンと、前記複素環式化合物および前記熱可塑性材料のグラフト重合体を形成する工程、および、前記グラフト重合体を冷却して、さらなる解重合を防止する工程と、からなるグラフト重合体の製法。
IPC (4件):
C08F 8/30 MHA ,  C08F 8/34 MHQ ,  C08G 85/00 NUZ ,  C08J 3/24

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